2024年10月18日から11月10日まで開催される「SOCIAL INNOVATION WEEK 2024(SIW2024)」では、一般社団法人渋谷未来デザインが産学連携プロジェクト「渋谷スマートドリンキングプロジェクト」を展開します。このプロジェクトは、飲み方の多様性を尊重し、社会課題解決を目指す活動を行っています。
スマドリ株式会社はアサヒビール株式会社と電通デジタルの共同設立による企業で、2022年6月に渋谷に「SUMADORI-BAR SHIBUYA」を開設しました。このバーは、飲み方に関して新しいカルチャーを生み出す拠点となり、地域社会との連携を強化してきました。特に若年層に向けた取り組みが進められ、彼らの声を反映させたイベントも数多く企画されています。
SIW2024の目玉となるのは、文化服装学院が主催するファッションショーや、Z世代が提案するスマートドリンキングに関するプレゼンテーションです。特に、東急プラザ原宿にて3日間限定で開催されるスマドリのポップアップバー「ZERO by SUMADORI-BAR」では、学生たちが考案したユニークなドリンクが楽しめるほか、非アルコールメニューも充実しています。参加者は、飲み物の選択に対する意識を高めることが期待されています。
また、イベント内では適正飲酒についてのセミナーやパッチテストが行われ、自分の体質に合ったお酒やドリンク選びの要素を楽しく学ぶ機会も設けられています。特にZ世代に向けたコンテンツが用意されており、その世代が自身の飲み方を見つめ直し、社交の場でも自由に選択できるようになることを目指しています。
11月10日には、参加大学生たちによるディスカッションも行われ、彼らの意見やアイディアが集まる貴重な場が提供されます。「SUMADORI change the future」というテーマの下、各大学からの学生たちが、日常の飲み方を中心に新たな提案を発表します。この取り組みは、21世紀の新しいドリンク文化の創造につながるものであると期待されています。
このように、渋谷を中心に進化する「スマートドリンキングプロジェクト」は、参加者とのコミュニケーションを通じて、社会における健康的な飲酒文化の促進を目指しています。若者自身がアクティブに関わることで、多様で健全な飲酒の選択肢を社会に広めていくことが狙いです。
「SOCIAL INNOVATION WEEK 2024」を通じて、渋谷から新しい飲み方の普及が進むことが期待されます。今後のイベントにぜひ注目してください。