AI同時通訳「ポケトーク ライブ通訳」がみずほ証券に導入
ポケトーク株式会社が開発したAI同時通訳サービス「ポケトーク ライブ通訳」が、みずほ証券株式会社に導入されたことが発表されました。本サービスは、オンライン会議や対面での会話において、相手の話す言語をリアルタイムに翻訳し、まるで専属の通訳者がいるかのような感覚を提供します。みずほ証券は、国内外のビジネスの現場における言葉の壁を解消するために、このサービスを活用することを決定しました。
グローバル投資銀行部門のニーズに応える
今回の導入は、みずほ証券の「グローバル投資銀行部門」に特にフォーカスされています。この部門では、海外に21の拠点を持ち、多様な言語でのコミュニケーションが求められています。日本語や英語だけでなく、中国語やベトナム語、ドイツ語、フランス語といった言語が頻繁に使用されています。ポケトーク ライブ通訳の導入により、これらの言語間の円滑なコミュニケーションが実現し、業務効率が一層向上することが期待されています。
利用の利便性と機能性
「ポケトーク ライブ通訳」は、音声とテキストの双方で74言語の翻訳が可能です。ウェブブラウザ上で動作し、スマートフォンやパソコン、タブレットなどのインターネット接続が可能なデバイスで簡単に利用できます。この特徴は、事前にソフトウェアをインストールする必要がなく、手軽に利用できるという利点があります。
特にオンライン会議の際には、相手の発言をリアルタイムで翻訳するだけでなく、その内容をテキストとして保存できる機能も搭載されています。この機能により、議事録作成が簡単に行えるため、業務の効率化にも寄与します。
経営陣からの評価
みずほ証券の「グローバル投資銀行部門」で執行役員を務める飯野和宏氏は、「ポケトーク ライブ通訳を導入したことで、音声認識と翻訳の精度が大幅に向上した」とコメントしています。従来のソリューションよりも使い勝手が良く、日本語の会議においても議事録作成のツールとして非常に便利に活用していると述べています。また、導入前にはセキュリティや利用のサポートが丁寧に行われたことにも感謝の意を示しました。
ポケトークのミッション
ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」というビジョンのもと、多言語対応ツールの提供に注力しています。今後も、より多くのビジネスシーンにおいて、言葉の障壁を取り除く手助けを行い、グローバルなコミュニケーションを一層推進していく考えです。
次世代機「ポケトーク S2」の進化
2024年10月に発売予定の最新機種「ポケトーク S2」も注目されています。これにより、さらに多くの言語対応や機能向上が期待されています。無線通信に依存せずに機能するように設計されており、世界各国での非常に高いアプリケーションが見込まれています。
「ポケトーク ライブ通訳」とその技術革新により、みずほ証券をはじめとする企業がどのように国際的なビジネスを進めていくのか、今後の展開に大いに注目です。