AIがあなたの気分を読み取る革新のカクテル体験、東京で始動

AIが創り出す新感覚カクテル『mo4cocktail』

2025年7月1日、東京・四谷三丁目に新たな飲食体験が誕生しました。その名も『mo4cocktail（モシカクテル）』。このサービスは、AIが顧客の気分やニーズに応じたオリジナルカクテルを提案し、そのレシピをNFT（非代替性トークン）として提供する、世界初の試みです。

この画期的なプロジェクトは、エイウッド合同会社によって運営されており、初めての体験を提供する場として「Studio BAR Mo4ca」が選ばれました。ここは東京メトロ丸ノ内線・四谷三丁目駅から徒歩わずか1分の場所にあり、音楽やNFTを愛する人々が集うコミュニティスペースとなっています。

新しいカクテル体験の流れ

このサービスを利用する際の流れは非常にシンプルです。まず、お客様はバーカウンターに並ぶ酒棚の写真を撮影し、SNSで #mo4cocktail のハッシュタグをつけて投稿します。その際、カウンター内のお酒の種類が自動で判別されます。

次に、顧客は自分のその時の気分や具体的な要望をバーテンダーに伝えます。「癒されたい」や「祝いたい」といった感情や、好みの味の要望を入力し、AIがその情報をもとに独自のカクテルレシピを生み出します。

実際のカクテル例：Sympathetic Citrus

例えば、AIが生成した『Sympathetic Citrus』というカクテルは、交感神経を刺激する酸味とスパイシーさが特徴です。

- レシピ:

- Choya 梅酒: 30ml
- Tanqueray ジン: 20ml
- Campari: 10ml
- レモンジュース: 15ml
- 炭酸水: 30ml

このようにして完成したカクテルは、バーテンダーによって目の前で丁寧に再現され、出来上がったカクテルが提供されます。

NFTとしての保存

さらに、この体験には特別な要素があります。完成したカクテルに関連する情報はNFTとして発行され、顧客のデジタルウォレットに記録されるのです。これにより、カクテル名やレシピ、作成日などが保存され、その日の思い出を半永久的に記録することができます。これは単なるデジタルデータにとどまらず、一種の『体験証明書』としての役割を果たします。

NFTのメリット

mo4cocktailのNFTには以下のような稀有な利点があります。

- オリジナルカクテル生成時の思い出の保持
- NFT所有者のみが再度注文できる権利の提供（予定）
- 自分専用のレシピを所有できる
- 特別なカクテルが生まれた際の価値上昇
- NFTの転売や購入が可能

このように、AIとNFTが融合することによって、新たな飲食文化の台頭が期待されています。単なる飲食体験の枠を超え、クリエイティブな資産としての価値が生まれるのです。

イベントと価格

この新サービス開始を記念し、7月1日にはプレスイベントが開催され、限定30名様を対象に特別体験が提供されました。さらに、8月1日にはアフターリリースイベントも予定されています。

7月中は、初回利用者向けに特別価格2,000円（税込）で提供され、1回の来店につき1杯限りのサービスを実施しています。また、全ての決済方法はキャッシュレスに対応し、快適なサービス利用が可能です。

今後の展望

『mo4cocktail』は、今後さらなる多店舗展開を計画しており、サブスクリプションモデルで簡単に導入可能です。テクノロジーと飲食が手を取り合って新しい時代を切り開く中、このサービスはクリエイティブなコミュニティを支え、多くの人々に新たな体験を提供していくことでしょう。

この革新にあふれる体験を楽しむために、ぜひ「Studio BAR Mo4ca」を訪れてみてください。