仙台で開催される障がい者支援型アパレル・ANNOUNの新コレクション展示会

ANNOUN 2024 FALL COLLECTION 展示会が仙台にて開催

2024年10月26日、仙台のアトリエ・アンノウンⅣで、ANNOUNの新作コレクション「2024 FALL COLLECTION」展示会が行われます。ANNOUNの魅力は、障がい者の社会参加を応援し、そのアート作品をファッションに生かす独自のアプローチにあります。

このブランドは、障がいを持つ人々が表現した絵画をデザインに取り入れ、プロダクトとして生まれ変わらせる「デザイン＋支援」という新しい形態を追求しています。そのため、ANNOUNの製品は、ただの服や小物ではなく、アート作品としての価値も持ち、見る人々に感動を与えます。

新コレクションのテーマ「Moment」

展示会では、コレクションテーマ「Moment」が発表され、理念は「何かを実行しようと決意した瞬間に、何だってできる」というメッセージが込められています。自然や動物、人との共生をテーマにした作品が並べられ、障がいの有無に円を出さずに「その瞬間」を表現しています。特に、ガーデンで飛ぶ蝶々や鳥をイメージしたグラフィックや、ANNOUN定番のベアモチーフを使ったアイテムが注目されています。

さらに、暖かなヘヴィーウエイトの裏起毛素材を使用したパーカーやMA-1、そして実用的なランチバッグや買い物袋などの小物も揃い、さまざまな商品がご用意されています。約100点にも及ぶ原画やアート作品も展示される予定で、色とりどりのデザインが参加者を迎えます。

ANNOUNとアトリエ・アンノウンの理念

ANNOUNは、ただのアパレルブランドではなく、障がい者が描いたアートとコラボレーションし、その作品を最大限に引き出す取り組みを行っています。彼らの創り出す作品は、作り手にとっての生きがいとなり、同時に社会に希望を届けることを目指しています。売上は障がいを抱える方々に直接還元され、彼らの生活環境の向上や、自立を促進する役割を果たしています。

アトリエ・アンノウンは、絵画が好きな障がい者が専任アーティストとして所属し、ANNOUNの原画を描くことを仕事としている事業所です。現在4つの事業所を運営しており、新しい働き方として「好きなこと・やりたいことを仕事にする環境」を提供しています。