奄美信用組合のオンライン化
2025-07-15 11:51:02

奄美信用組合がトヨクモのフォームブリッジを導入しオンライン本人確認を開始

奄美信用組合、フォームブリッジ導入でのオンライン化を実現



奄美信用組合が、トヨクモ株式会社の「FormBridge(フォームブリッジ)」を導入し、オンラインでの本人確認が可能となりました。本施策は、鹿児島県奄美市に拠点を置く地域密着型の金融機関として、住民の利便性を向上させることを目的としています。特に、近年の人口減少や高齢化に伴い、顧客が店舗訪問なくして手続きを行うことができる環境を整えることは急務でした。

導入の背景と目的


奄美信用組合は、地域に密着した金融サービスを提供する一方で、近年の社会状況により店舗訪問が困難な顧客が増えています。一部の顧客は、住所変更の手続きなどのために、遠方の店舗に足を運ばざるを得ない状況にありました。また、金融庁の指導による顧客情報の定期更新も課題となっており、従来の紙ベースでの手続きが職員に大きな負担を強いていました。こうした背景を受けて、オンラインでの手続き化が急がれていました。

FormBridgeの特長


トヨクモが提供する「FormBridge」は、Webフォーム作成ツールであり、特にマイナンバーカードによる本人確認機能が注目されています。これにより、従来必要とされていた本人確認書類のコピー取得や情報のマスキング作業が不要になり、安全かつ迅速に本人確認を行うことができます。奄美信用組合の平田成史様は、「kintone」の導入によって、生活業務が簡素化されたことを強調しています。

職員の負担軽減と顧客満足度の向上


FormBridgeの導入により、窓口での受付業務や目視確認の負担が大幅に軽減されます。平田様は、このシステムを採用することで職員の業務が効率化され、顧客にとっても利便性が向上すると期待しています。この成功例を通じて、奄美信用組合は地域の金融機関としての役割を強化し、他の業務へもシステムの展開を予定しています。

今後の展開と地域金融機関への波及


オンライン本人確認機能の導入を皮切りに、さらなる業務への展開を計画しています。同社は、地域の金融機関においても業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する姿勢を示しており、全国の信用金庫や信用組合における業務効率化に貢献することが期待されています。すでに多くの地方金融機関からの問い合わせも寄せられてるようです。

トヨクモのビジョン


トヨクモ株式会社の山本裕次社長は、地域金融機関が持つ課題を理解し、デジタル技術を活用して解決に導くことが企業の使命であると述べています。クラウドサービスの利用が進む中、トヨクモはすでに20,000件を超える契約数を誇り、わかりやすく使いやすいインターフェイスで、すべての人が恩恵を受けられるように努めています。

最後に


奄美信用組合の成功は、地域のニーズに応じたオンラインサービスの導入により、業務の効率化と顧客満足度の向上が実現可能であることを示しています。今後も、トヨクモは全国の金融機関にとっての模範となることが期待されます。これからの展開に注目が集まります。


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会社情報

会社名
トヨクモ株式会社
住所
東京都品川区上⼤崎 3 丁⽬ 1 番 1 号JR東急目黒ビル 14階
電話番号
050-3816-6666

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