キングスユースチームの2025年9月レポート
このたび、キングスユースチームの活動を詳細にお伝えする「2025年9月度マンスリーレポート」をお届けします。キングスU18とU15はそれぞれ異なる大会での挑戦を通じて成長し続けます。
キングスU18の挑戦
キングスU18は「インフロニア B.LEAGUE U18 ELITE LEAGUE 2025」や国際大会である「GOAT Lab International Rising Youth Invitational Tournament Hong Kong 2025」、さらに「U18日清食品ブロックリーグ2025」と、多彩な大会への出場を果たしました。選手たちは、毎週末に行われる試合を通じて自らの課題を洗い出し、克服していく貴重な時間を刻んでいます。
新たにヘッドコーチに就任した浜口炎監督の指導の下、選手たちはモーションオフェンスを取り入れ、自由な攻撃スタイルを模索しています。特に9月中の11試合では、チームとしての完成度を測る良い機会となりました。
9月6日、ELITE LEAGUEでのレバンガ北海道U18戦では、接戦の中で連係の成熟度に差が生まれ、58-76で敗北。しかし、9月21日のナイシンフードブロックリーグでの佐賀北高校戦では、4クォーターでの劇的な逆転勝利を収め、79-76で勝利を手にしました。国際大会では、アメリカやオーストラリアのチームと対戦し、選手たちは世界レベルのフィジカルと技術の壁を感じたものの、団結力を発揮して試合を進める時間も見られました。
浜口ヘッドコーチは「試合を通じてチームを作り上げている時期」と語り、選手たちの成長を期待しています。特に、スターティング5に名を連ねる#12桶谷選手は、自身の役割について「チームのバランサーとして適切な判断をすること」が大切だと述べ、試合での存在感を増しています。彼の高評価は浜口監督の言葉にも現れており、「待機できるスキルを持ち、バスケットの理解が深い選手」と称されています。
今後、10月25・26日には沖縄サントリーアリーナで、群馬クレインサンダーズ戦の前座としてELITE LEAGUEの試合が予定されています。桶谷選手は観客に魅力ある試合を提供することを目指し、チームの結束力を高める重要性を強調しています。
キングスU15の成長
一方、キングスU15は「Jr.ウインターカップ 第6回全国U15バスケットボール選手権沖縄県予選会」に出場しています。こちらも活発な活動を展開し、選手たちはチームの経験を積み重ねています。Aチームの選手である與那嶺昊は「大会が始まって士気が上がってきた」と楽しげに語り、好調を維持していることを示しています。
チームの掲げる「超高速バスケ」を実現するためには、より強いディフェンスやリバウンドからの速攻が求められますが、ディフェンスの細部に課題を残しています。しかし、選手たちは戦いながら成長を重ねています。センターとして活躍する儀保裕聖選手は「自分ももっと声を出してリーダーシップを発揮しなければ」と意気込んでいます。
彼が注目される理由は、毎試合二桁得点を記録する努力を続けているからです。目指すは、強いライバルたちと戦いながら共に成長し、決勝戦での対戦を果たすこと。選手たちの高い志は目を引くものがあります。
まとめ
このように、キングスユースチームは数々のチャレンジを通じて、個々の選手が成長していく姿を見せています。日々の試合が彼らの未来を切り開く鍵となるでしょう。選手たちが全国の舞台で輝く日が待ち遠しいです。これからもキングスユースチームの応援をよろしくお願いいたします。