「トラック簿」の導入事例
2025-07-10 11:42:39

アサヒロジ明石支店の待機時間を劇的に改善した「トラック簿」の導入事例

アサヒロジの待機時間削減の取り組み



アサヒロジ株式会社は、2024年度に向けた全社的な待機時間削減を目指し、様々な施策を行っています。特に、明石支店では2115年から構内に5つの倉庫を持ちながら、待機時間の正確な集計が難しいという課題を抱えていました。このような状況下で導入されたのが、ハコベル株式会社が提供するバース管理システム「トラック簿」の複数箇所積卸オプションです。

「トラック簿」の導入経緯



アサヒロジ明石支店は、日々の在庫管理や入出荷業務において、自動倉庫システムやトレーサビリティシステムを使いこなし、効率的な管理に取り組んでいます。しかし、バース管理と待機時間の正確な把握は、倉庫間の積み降ろしが絡むため非常に複雑で、データの入力作業に最長360分/日を要するほどの手間がかかっていました。

そこで、2024年に予定される物流総合効率化法の施行を前に、正確な待機時間の把握を目的として「トラック簿」を検討することになりました。多くのソリューションを比較した結果、複数の積卸地点にも対応できる「トラック簿」が選ばれ、トライアルを経て正式に導入されました。

導入後の成果



「トラック簿」を導入したことにより、アサヒロジ明石支店は待機時間の管理が劇的に改善されました。まず、車両の入退場時間が正確に可視化されることとともに、紙書類に頼ることなく、デジタルでのデータ管理が可能になりました。これにより、日々のデータ集計にかかる時間が最大360分から10分に短縮され、作業効率が飛躍的に向上しました。

さらに、「トラック簿」から得られるデータに基づいて、滞留が発生しやすい場所や時間帯を分析できるようになり、必要な場所に人手を集中させるなど、的確な対策を立てられるようになりました。このデータを基にした分析は、運行効率の向上にも貢献しており、全体的な業務フローが最適化されています。また、倉庫間の作業時間もトレースできるため、集中的に問題点を洗い出し、対応することが可能です。

今後の展望



「トラック簿」によるデータ分析の成果を生かし、アサヒロジ明石支店は待機時間のさらなる削減に向けて取り組んでいます。特に、滞留が発生しがちな倉庫の処理能力向上を図るため、運用の見直しや出荷の分散化を進めることで、今後の業務効率が更に高まることが期待されています。

ハコベルの「トラック簿」について



ハコベルの「トラック簿」は、トラックドライバーの受付業務や荷待ち時間の短縮を目的としたバース管理SaaSプロダクトです。デジタル化することで業務効率を大幅に向上できるのが大きな特長で、多くの事業者に支持されています。導入が容易で、コストパフォーマンスも優れているため、様々な企業で採用が進んでいます。

今後もアサヒロジのみならず、多くの業者が「トラック簿」を導入することで、物流の効率化が進むことでしょう。

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会社情報

会社名
ハコベル株式会社
住所
東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F
電話番号
03-6625-5214

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