ドローンソフトウェア開発のRed Dot Drone Japan、第三者割当増資を実施。AI技術導入でさらなる事業拡大へ

大阪市に本社を置くドローンのソフトウェア開発会社、株式会社Red Dot Drone Japanは、2024年6月に第三者割当増資を実施したことを発表しました。引受先は、ドローン制御技術やAI技術に強みを持つネクシオン株式会社、知財戦略支援のOne ip弁理士法人、映像・音響技術を専門とするリビングイメージ株式会社の3社です。

今回の増資で調達した資金は、ドローンとAIのソフトウェア開発体制強化に充当されます。具体的には、人材採用や人件費に投資することで、開発体制を強化し、さらなる技術革新を目指します。

Red Dot Drone Japanは、ドローン操縦技術や空撮映像解析技術などを活用し、「観たい」「聴きたい」を叶えるサービスを提供しています。代表的なサービスとして、ドローンの遠隔操縦技術を用いた「ドローンの遠隔旅行」体験や、スポーツにおけるドローン空撮を簡単に行えるユーザーインターフェースを提供しています。

今回の増資により、Red Dot Drone JapanはAI技術を積極的に導入することで、ドローンを用いたサービスの高度化を進め、社会課題の解決や事業拡大を目指します。

各引受先のコメント

ネクシオン株式会社代表取締役中尾宙蔵氏

「ネクシオン株式会社は、ドローン制御技術やAI技術に強みを持つRed Dot Drone Japanと資本業務提携することで合意しました。両社はこの提携を基に、強固なパートナーシップを構築し、お互いの強みを補完しあうことが可能となります。

ネクシオンが目標とする『LIVE映像をあらゆる人々に届ける』ことと、Red Dot Drone Japanが目標とする『観たい』『聴きたい』を掛け合わせることで、両社の成長が促進されることはもとより、最終顧客である視聴者の皆様にとってより価値のあるサービスを提供し、その生活をより豊かなものにできると考えています。」

One ip弁理士法人代表中畑稔氏

「近年、ドローン技術は急速な成長を遂げており、産業界にとって多くの可能性が広がっています。Red Dot Drone Japanは独自の技術に加えて、創業初期より私たちグループ全体で共に取り組んできた知財活動により、特にドローン空撮領域を中心とした市場での地位を確立していると考えています。

この度の出資を通じて、三浦さんのチームが知財の保護や活用を通じてさらなるイノベーションを推進し、業界のリーダーとしての地位を築くことができるよう、引き続きグループ全体でサポートしてまいります。」

リビングイメージ株式会社代表取締役渡辺誠一郎氏

「弊社では人の五感、特に映像・音響に関わる技術の応用展開に携わって来ましたが、視点の自由度としては永年1〜2次元の域を越えられませんでした。Red Dot Drone Japanが独自に開発している３次元を自由に扱い表現できる統合技術を導入することによって、新しい応用展開を目指せるようになって来ました。

Red Dot Drone Japanは、リアル次元拡張するために非常に多くの要素技術の熟成を成し遂げ、またそこで得られた展望から更に技術開発を加速しており、新しい技術プラットフォームプレーヤーとして着目しております。」

Red Dot Drone Japanの今後の展望

Red Dot Drone Japanは、今回の増資を機に、AI技術を駆使したサービス開発を加速させ、ドローンを活用した新しいビジネスモデルの創出を目指します。具体的には、以下のような取り組みを進めていきます。

ドローンを用いた社会インフラの点検・監視サービスの開発
AIによる映像解析技術を用いたセキュリティサービスの開発
ドローンとVR/AR技術を組み合わせたエンターテイメントサービスの開発

Red Dot Drone Japanは、今後も技術革新を続け、社会に貢献できる企業を目指していきます。

会社情報

会社名：株式会社 Red Dot Drone Japan
設立：2019年11月27日
代表者：代表取締役三浦望
所在地：大阪府大阪市住之江区南港北2-1-10 ATCビルITM棟 6階 M-1-7号
URL：https://reddotdrone.com/ja