IT企業が夢見るインクルーシブな未来、三島から浜松へ支援の輪を広げる

新たな挑戦：IT企業の地域支援

静岡県三島市を拠点にするIT企業「合同会社KUREBA」が、同じ静岡県の浜松市で活動する「浜松チアリーディングクラブ GEMS Kids」に対し、IT分野での支援を開始しました。この取り組みは、地域貢献や世代を超えた支援活動を通じて、よりインクルーシブな未来を実現することを目指しています。

夢を実現する金井コーチの情熱

浜松チアリーディングクラブ GEMS Kidsを指導する金井コーチは、もう一つの顔として障害者就労を支援する「株式会社RAMP」でも活動しています。彼女は、「チアリーディングも障害者支援も私にとっては密接に関連している」と語ります。「子供たちが何かを達成した時の輝く表情や、障害を持つ方々が自信をつける姿が、私の活動の原動力です。」

この思いをもとに、GEMS Kidsは今年11月から障害を持つ子供や不登校の子供を受け入れる「インクルーシブチーム」を設立します。金井コーチはこの新しい試みを通じて、より多くの人々に子供たちの姿を知ってもらいたいと願っています。

KUREBAの理念と共鳴

KUREBAはこれに賛同し、金井コーチの熱意に共感しました。代表の河合は、「金井コーチのビジョンは、私たちのシニア世代への支援と共通する点が多いです。ITスキルを通じて支援できるのは、私たちにとっても重要なことです。」とコメント。KUREBAは、公式サイトのリニューアルやSNSを活用した広報活動など、クラブのニーズに応じた全方位的な支援を計画しています。

ITで支える多様性の未来

金井コーチは、KUREBAからの支援を心強く感じています。「専門的なIT技術の力を借りられることに感謝しています。この支援を通じて、子供たちがチアを通じて自分に自信を持ち、多様な仲間と共に成長できる環境を整えていきたいです。」と語っています。

シニア層のサポートを行ってきたKUREBAと、障害者支援に全力を注ぐ金井コーチが、子供たちのインクルーシブな挑戦を支援する新たな連携。静岡県内でのさらなる善の循環が期待されています。