業務効率化の新展開
2025-08-28 13:50:39

医療従事者の業務効率化を加速する新たなAPI連携が実現

進化する医療サービスの現場



最近、株式会社シェアメディカルと株式会社レスコが、医療用チャットサービス「メディラインワークプレイス」と精神科病院向けの医療情報クラウド「Warokuホスピタルカルテ」のAPI連携を2025年8月28日から開始することを発表しました。この新たな連携によって、医療従事者の間での円滑なコミュニケーションや業務効率の向上が期待されています。

医療現場の課題とソリューション



医療界では、情報共有の断片化やコミュニケーションロスがさまざまな問題を引き起こしています。特に、エッセンシャルワーカー同士の安全な情報のやり取りが求められています。シェアメディカルが提供する「メディラインワークプレイス」は、医療・介護に従事するスタッフが効率的に情報を共有し、連携できるように設計された専用のチャットサービスです。

一方、レスコの「Warokuホスピタルカルテ」は、精神科病院の診療を支援するクラウド型の医療情報システムであり、従来の電子カルテよりも情報の共有をスムーズに行うことが可能となっています。このシステムは、標準コードやマスタに対応し、API連携を通じて様々なサービスとの接続を実現します。

API連携の利点



新たなAPI連携により、「Warokuホスピタルカルテ」に「メディラインワークプレイス」のチャット機能が統合され、医療現場での情報共有がさらにスムーズになります。医療従事者は、患者の情報を参照しながらリアルタイムでの多職種連携を行うことができ、緊急の医療判断や意思決定が迅速かつ正確に行えるようになります。また、統合されたプラットフォームにより、業務の効率化とコスト削減も実現されます。

医療DXの未来



現在、少子高齢化に伴いエッセンシャルワーカーの数が減少し、医療の質が求められる中、政府は医療DXの推進を強化しています。低コストのクラウド型電子カルテへの移行が進むことで、持続可能な医療システムの構築が期待されています。この流れに逆行せず、シェアメディカルとレスコは共に、医療サービスの質を維持しながら、効率的な運用を目指して協力していきます。

今後の展開に期待



今後、シェアメディカルとレスコは、「メディラインワークプレイス」のさらなる機能追加やサービスの拡張を目指し、連携を強化していく方針です。特に、スケジュール管理機能の追加が計画されており、精神科病院における包括的なコミュニケーションプラットフォームとして、医療の質の向上と業務効率化を進めることが期待されています。

結論



「メディラインワークプレイス」と「Warokuホスピタルカルテ」のAPI連携は、医療スタッフ間の情報共有を強化し、業務の効率化を実現する重要な一歩です。今後の医療現場の発展を見守りたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社シェアメディカル
住所
東京都千代田区大手町1-6-1SPACES大手町ビル
電話番号
050-3612-8255

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