日本の神社文化を世界へ広げる新プラットフォーム「Kami Shrine」

概要

シースリーレーヴ株式会社は、海外の日本文化ファンや訪日観光客が神社の魅力を英語で探求できるデジタルプラットフォーム「Kami Shrine」をリリースしました。この新しいサービスは、日本の神社とその文化を広く紹介することを目的としています。

日本の文化への熱い関心

世界中で日本のアニメやゲームの人気が高まり、同時に日本の神話や文化についての関心も高まっています。しかし、神社に関する正確で信頼できる英語の情報が不足しているため、海外ファンは多くの障壁に直面しています。それにより、日本の神社文化についての理解を深めることが難しい状況が続いています。特に地方の小規模な神社は、後継者不足などの理由で継承が難しくなっています。このような背景から、私たちは「Kami Shrine」を開発することにしました。

Kami Shrineの特徴

「Kami Shrine」では、神社との出会いを一連の体験として楽しむことができるプラットフォームを提供します。以下にその主な特徴を紹介します。

1. 物語のような解説

難解な専門用語を使わず、神社にまつわる「御由緒」や「御祭神」の物語を、海外の利用者に分かりやすい英語で解説しています。これにより訪れる方々は神社の背後にある意味やストーリーを理解し、愛着を持てるようになります。

2. 多角的な検索機能

「Kami Shrine」では、検索も多様な視点から行うことができます。「商売繁盛」や「縁結び」といったご利益や、特定の神様の名前からも直接検索ができ、利用者の興味から新しい神社との出会いを生み出します。

3. 旅行者に優しい情報設計

参拝の際に必要な基本情報はもちろん、アクセス方法や参拝時間などもわかりやすく整理されています。このため、訪日観光客が実際に神社を訪れる際のブロックを取り除くサポートをします。

4. オンライン参拝体験

物理的に日本を訪れない方でも神社の空間を感じられる機能を提供しています。ウェブサイト上で賽銭を奉納し、デジタル絵馬に願い事を託すことができ、ユーザーが神社に対して敬意を持ちつつ関わることができます。

未来へのビジョン

シースリーレーヴは、「Kami Shrine」を通じて神社、地域社会、そして世界中の人々をつなぐ「デジタルの鳥居」として機能させることを目指しています。今後はさらに多くの神社情報を網羅し、言語の多様性を取り入れる計画を進めています。また、神社の活動や維持を支援する仕組みも構築し、文化継承のサイクルを生み出すことを目指しています。