ペンギンミュージアム、開館1周年を迎える
佐賀県嬉野市に位置するペンギンミュージアムが、開館1周年を迎え、新たに『さかざきちはるペンギンルーム』の設立を発表しました。この特別な客室は、イラストレーターのさかざきちはる氏のアートと物語に満ちた空間を体験できる、唯一無二の滞在を提供します。
新客室について
新設のペンギンルームには、さかざきちはるさんが手掛けた本や原画が揃えられ、宿泊者はこれらを自由に閲覧できるようになります。絶版になった希少な本も多く含まれているため、ファンにとっては貴重な体験となることでしょう。また、2メートルに及ぶ巨大壁画が佐賀の伝統工芸品「名尾和紙」に描かれ、印象的なビジュアルが楽しめるようになっています。さかざきさん自身も初めて和紙に原画を描くことに挑戦するとのことで、多くの期待が寄せられています。
主な作品としては、さかざきさんによる選定の原画作品や、ミュージアム用に描き下ろす原画、ペンギンをテーマにしたオリジナルデザインの壁紙やファブリックなどが展示される予定です。
宿泊予約の情報
宿泊の予約は2025年6月から開始され、オープン日は7月7日となります。詳細情報は公式WebサイトやSNSでお知らせされる予定です。
オープニングイベントの開催
開館を記念して、さかざきちはるさんによるトークイベントが開催されます。このイベントでは、壁面に描かれた作品にちなんだストーリーを聞くことができ、ルームツアーも行われる予定です。参加希望者はオンラインフォームを通じて申込むことができます。
さらに、七夕に合わせたイベントも行われ、宿泊者は五色の短冊に願いを込めて飾ることができる機会も用意されています。短冊は豊玉姫神社に奉納され、嬉野温泉の守り神に届けられます。
豊玉姫神社とその魅力
ペンギンミュージアムの近くには、美肌の神様として知られる豊玉姫神社があります。この神社のナマズ様は、肌の病に効果的とされ、多くの参拝客が美肌を願って訪れます。ペンギンミュージアムの一環として、こうした地域の文化や信仰ともリンクした体験が待っています。
まとめ
さかざきちはるペンギンルームのオープンにより、ペンギンミュージアムはさらなる魅力を増すことでしょう。アートと物語に溢れたこの空間で、特別な滞在体験を楽しむことができるはずです。開館1周年を祝し、ぜひこの機会をお見逃しなく!