vugの個展「PIVOT」とは
vugの個展「PIVOT」が2025年7月12日から8月3日まで、東京・渋谷のHARUKAITO by ISLANDで開催されます。vugは1988年生まれで、4歳から独学で絵を描き始めました。ドラマチックな人生の中で、ストリートカルチャーに影響を受け、彼の作品は多様なメディアを駆使して表現されています。
本展のタイトル「PIVOT」は、バスケットボール用語。ボールを持っている状態でアングルを変えたり、敵のディフェンスをかわす無限の動きを追求する技を指します。vugはこのタイトルに、自身のバスケットボール経験や、日常生活の中での多様な要素が絡み合うことへの思いを込めています。
新作「バスケシリーズ」とは
展覧会では、新作「バスケシリーズ」として、60点のドローイングが展示されます。この作品群は、彼自身が小学時代から約10年間バスケットボールに打ち込んできた過去の思いを振り返りながら、日常の出来事やアニメ、ニュース、スポーツなど、あらゆる要素を同列に捉える作品です。
vugのドローイングは、どれだけ世界が分断されていても、実在と虚構の境界が曖昧な現実世界を思い起こさせます。その確かな手ざわりは、観る人に強いメッセージを送ります。
開催概要
- - 日程: 2025年7月12日(土)から8月3日(日)まで。
月曜、火曜、水曜は休館。
- - オープニングレセプション: 7月12日(土)18:00-20:00
- - 会場: HARUKAITO by ISLAND
住所: 東京都渋谷区神宮前6-12-9 BLOCK HOUSE 2F
アーティスト、vugについて
vugのアートは、常に彼の私的な日常が投影されており、グラフィティーとの出会いを経て、さまざまなジャンルを融合させた独特のスタイルを確立しました。無意味で異質な作品や、彼の日々の経験を一つの作品として昇華させる彼の姿勢は、まさにアーティストの真髄を示しています。
本展「PIVOT」では、バスケットボールをテーマにした作品を通じて、観る者に深い感動を与え、ストリートカルチャーの力を再認識させる貴重な機会となるでしょう。アートが持つ自由な表現と、vugの世界観をぜひ体感してみてください。