「こんまりメソッド」で働き方を変える新たな研修事業が始動

京都市を拠点に活動する株式会社ウエダ本社が、福岡市の株式会社KMJとタッグを組んで、働き方や組織改革を目的とした新たな研修プログラムを始めます。このプログラムは、数々の企業や行政機関においてより良い働き方を実現するための一環として、「こんまりⓇメソッド」を取り入れた自主的な取り組みを促進するものです。

「こんまりⓇメソッド」とは

「こんまりⓇメソッド」は、著名な片づけコンサルタント近藤麻理恵さんによって開発された整理整頓の手法で、自分にとって大切なものを見分け、それによって心が満たされるライフスタイルを提案しています。この理念を基に、ウエダ本社は企業や行政職員に対して、より良い働き方を追求するサポートを行います。

京都市上下水道局での研修実施

この協業の第一歩は、京都市上下水道局の職員を対象とした研修です。職員は過去に行ったワークショップを通じてオフィスのリニューアルを進めており、今回の研修では、その職場環境を最大限に生かす方法を探ります。ウエダ本社は、職員一人ひとりが主体的に働けるようになるためのフォロー研修を、2023年7月13日に実施する予定です。この研修では、自らの働き方を見つめ直し、改善点や理想の職場環境を考えることが主なテーマとなります。

ワークショップの内容

今回の研修は、3つのステップから成り立っています。
1. こんまりⓇメソッドの基礎知識を学ぶ：職員はこのメソッドを学ぶことで、自ら何が必要で何が不要かを判断できるようになります。これにより、個々の価値観を見つめ直し、何に囲まれて生きたいかを考えるきっかけを得ます。
2. アクションアイデアを生み出す：次に、参加者は具体的なアクションアイデアを考案します。自分たちの手で理想的な職場環境を実現するための道筋を見つけ出す作業が行われます。
3. 環境改善のサポート：最後に、上記の取り組みを持続可能な形にするために、ペーパーレス化やオフィスリニューアルといった具体的な改善策を提案・実施します。この過程を通じて、より魅力的な職場環境に近づけます。

企業の意義と展望

KMJがウエダ本社と提携した理由は、日本の働き方を変革するという双方のビジョンが一致したからです。この共同ソリューションによって、行政や大企業における組織文化の変革を目指しており、ただ単に物理的な環境を変えるだけでなく、人が自分の価値観に基づいて働けるようにすることが狙いです。

ウエダ本社は、これまでも「京都流議定書」を通じて地域の価値を発見し、イベントを開催してきました。今後も企業の持続可能な発展を目指し、ワークショップや研修を通じて地域社会に貢献していく考えです。