劇団時間制作の待望新作『社会で生きる動物』
2026年4月4日から12日まで、東京芸術劇場 シアターウエストにて上演される劇団時間制作の新作「社会で生きる動物」。この作品は、約2年半の構想を経て制作されたもので、主宰を務める谷碧仁が揮毫しました。谷は、演劇『ライチ☆光クラブ』や日曜劇場『キャスター』でスタッフとしても高い評価を関与しています。彼の新たな挑戦は、“前科者たち”の複雑な心情を深く掘り下げた物語です。
前科者たちの物語
本作は、ある社会から孤立し、再び人と接触することが困難になった前科者たちが主役です。「常識」と言われる価値観から外れた彼らの日常は、どのように描かれるのでしょうか。新たに発生した事件が、彼らに「どう生きるべきか」を問いかける本作では、観客にそれぞれの価値観を静かに再考させる意図があります。
物語は、ある村で「子供が行方不明」との告知が流れるところから始まります。村人たちは、排除された前科者たちが働く廃棄物処理場に疑いを持つようになります。主人公の笹原一太もそんな一人です。その日、一太の目の前に“行方不明の子供の遺体”が現れ、彼の心に静かな衝撃が走ります。この現実は、一太の癒えぬ傷を掘り起こし、彼の判断を狂わせていくのです。
魅力的なキャスト陣
今回の公演には、初出演となる岐洲匠や松田凌、そして赤間麻里子、栗原類、多賀名啓太ほか、過去の作品でも活動を共にした青柳尊哉、杉本凌士、桑野晃輔、そして劇団員の佐々木道成が参加します。互いに固い信頼の中で織りなす演技に、観客も心を奪われることでしょう。
脚本と演出
谷碧仁による脚本と演出は、見逃せません。谷は自身の視点からこのテーマに真剣に向き合い、内面を掘り下げる会話劇を生み出しました。演出チームには、舞台監督の渡邊歩(RESON)と藤本貴行(RESON)、美術の平山正太郎、照明の小原ももこ、音響効果の天野高志と仲根綺乃、音楽担当の三善雅己、衣裳の小泉美都、ヘアメイクの美ヶ原美々など、多才なスタッフが揃っています。
公演情報
- - 公演期間: 2026年4月4日 (土) ~ 4月12日 (日)
- - 会場: 東京芸術劇場 シアターウエスト
- - 出演者:
- 岐洲匠
- 松田凌
- 青柳尊哉
- 杉本凌士
- 栗原類
- 桑野晃輔
- 多賀名啓太
- 佐々木道成(劇団時間制作)
- 赤間麻里子
チケット情報
チケットはカンフェティで販売中で、一般価格は8,000円、特典付きの前方確約席は10,000円です。更に、割引日として特定の日にちには7,000円、前方確約席は9,000円にてお求めいただけます。購入者には特製メモも用意され、舞台裏に触れられるかもしれない貴重な一冊です。
チケット購入はこちら:
カンフェティ公式サイト
この新作「社会で生きる動物」、前科者たちの共感できるストーリーを通じて、観客それぞれが持つ“常識”について再考を促す機会を与えてくれます。ぜひその目でお確かめください。