最近、大阪市此花区に新たな宿泊施設「TORACO Konohana」がオープンしました。このホテルは、遊休地を利用して海上コンテナを活用したユニークな宿泊体験を提供します。
TORACOの名前の由来
「TORACO」という名前は、Transit(トランジット)とCottage(コテージ)を組み合わせたもので、訪れるすべての人が気軽に立ち寄れる宿泊地を意味しています。第一号となる「TORACO Konohana」は、USJでの楽しい一日の終わりにぴったりの場所として設計されています。施設の外観はカラフルなコンテナで、現代アーティストの越ちひろが手掛けた壁画が飾られており、インスタ映えするスポットになっています。
施設の特徴
この新しいホテルは、全客室が異なるスタイルでデザインされており、国内外で人気のあるインテリアテーマを取り入れています。さらに、長時間の遊び疲れを癒すため、すべての部屋にフットマッサージ機が設置されています。4人または5人部屋にはセパレートトイレがあり、ゆったりとしたユニットバスには湯船も設置されています。また、全客室にはミニキッチンが備えられており、滞在中に便利な自炊が可能です。12時までのチェックアウトも、ゆったりとした朝を楽しむための配慮です。
観光客だけでなく、長期の滞在を希望する方のために、洗濯機や乾燥機、貸出しアイロン、調理器具、そして自動販売機も完備されています。自転車の貸出も行われており、大阪の街を気軽に散策することも可能です。
コンテナの特性
「TORACO」は、コンテナを中国から輸入し、日本の工場で内装を行い、最終的にトレーラーで現地に運搬されています。このプロセスは約2カ月で完了し、天候や近隣の住宅への影響も軽減されます。また、移動可能なため、自然災害時や遊休地での利用も想定されており、フレキシブルな運用が可能です。
今後の展望
「TORACO」は今後、他のエリアへの設置も予定しています。このホテルは単なる宿泊施設ではなく、地域に根ざした新しい宿泊体験を提案する場として期待されています。気軽に訪れることができる土地活用のモデルとして、多くの人々に親しまれることでしょう。
この新しい試みについて取材や体験宿泊を希望される方は、ぜひお知らせください。なお、次回の取材受付は10月29日に行われますので、詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
施設概要
- - 所在地: 大阪府大阪市此花区島屋3-2-20
- - 運営会社: 株式会社サンタベル
- - 最大収容人数: 5部屋(2人部屋: 1室、4人部屋: 3室、5人部屋: 1室)
- - 開業日: 2018年10月31日