海陽町と新しい目的地作り
地方創生を目指す株式会社さとゆめと、旅行業界の大手HISが、徳島県の海陽町と「新・目的地創出事業(DCP)」に関する包括連携協定を締結しました。この取り組みは、ただの観光振興に留まらず、地域の魅力を国内外に発信し、持続可能な地域活性化の新たなステージを切り開くことを目指しています。
海陽町の魅力
海陽町は、徳島県の最南端に位置し、太平洋に面した自然豊かな地域です。四季折々に変わるその風景と、エダミドリイシサンゴや色とりどりの熱帯魚が生息する「竹ヶ島海中公園」、そして美しい清流「海部川」など、大自然の恵みが広がります。また、名滝「轟の滝」は日本の滝百選にも名を連ね、観光客を魅了しています。
地元の特産物として伊勢海老やアワビといった新鮮な海の幸も有名で、伝統的な「寒茶」も楽しむことができます。これと共に、四国最古の禅寺「城満寺」や藍染文化、地域の伝統的な歌「大里の子守歌」も地域の魅力として根付いています。これらの地域資源を最大限に活用し、新たな観光コンテンツを生み出すことが、この協定の大きな目的です。
協定の狙い
さとゆめは、HISのグローバルネットワークと自社の地方創生に特化したノウハウを結集し、海陽町の自然環境や文化を生かした観光施策の策定を進めていきます。この協定には、観光施設への誘客やインバウンド戦略、地域振興、そしてサステナブルな環境保護の推進が含まれています。これにより、関係人口を増やし、地域経済を活性化することを目指しています。
各代表者は、この協定結成に際し、地域のポテンシャルを活かして観光戦略を展開し、企業誘致や自然環境保護の取り組みを重視していくことを表明しました。
海陽町を世界に
海陽町の町長である三浦茂貴氏は、地域の魅力を世界に発信することへの期待を表明し、HISとさとゆめの協力により「世界から選ばれるユートピア」を実現する意気込みを述べていました。また、浅原武志氏(さとゆめ COO)も、海陽町の自然や文化が持つ魅力を地域住民と共に磨き、新たな観光目的地に育て上げることに意欲を見せています。
さらに、橋本浩宜氏(HIS 中四国事業部長)は、海陽町の観光資源は国内外に広める価値があり、インバウンド施策にも期待を寄せとし、地域の課題解決に取り組む方針を示しました。
これからの海陽町の観光振興がどのように進化していくのか、全国からの注目が集まることでしょう。エコツーリズムや地域文化の保護・促進を通じて、持続可能な未来へ向けた新たな形を模索し続ける海陽町の発展に期待が高まります。