音声配信アプリが日本上陸
2017-09-14 19:39:00

中国発・音声配信アプリ「Himalaya」が日本市場に登場

音声配信アプリ「Himalaya」が日本に上陸



中国で4億人のユーザーを持つ音声プラットフォームアプリ「Himalaya」が、満を持して日本でのサービスを開始しました。シマラヤジャパン株式会社(CEO: Gary Zhang)は、2017年9月14日より、日本版「Himalaya」の配信を告知しました。まずはAndroid版が先行配信され、iOS版は近日中に公開予定です。

Himalayaは、多様な音声コンテンツをユーザーに提供するプラットフォームであり、「音声書籍」、「エンタメ」そして「教養」の三つの主要カテゴリーに焦点を当てています。登録コンテンツは約60,000件に及び、英語や日本語を含む多岐にわたるジャンルをカバーしています。これにより、ユーザーは通勤中や家事の合間に、いつでも好きなコンテンツを楽しむことができます。

プラットフォームの特徴


Himalayaの最大の魅力は、その豊富なコンテンツの種類と操作の便利さです。ストリーミング再生が可能で、ユーザーは好きな部分から再生を開始できます。また、自分の好みに合わせた音声コンテンツをライブラリにダウンロードすることも可能で、データ通信がない状況でも利用できます。

Himalayaは、ユーザーの視聴履歴に基づいてオススメのコンテンツを提案し、SNSとの連携を通じてお気に入りの情報を友人と共有できる仕組みもあります。さらに、コンテンツは常に更新されており、新しい情報やエンターテインメントが定期的に加わることで、ユーザーを飽きさせません。

中国での成功と日本展開


Himalayaは2013年に「喜马拉雅FM」として中国でサービスを開始し、現在では業界シェア73%を誇る人気アプリとなっています。音声コンテンツの提供数は1億件に達し、その成長は驚異的です。日本市場は音声プラットフォームとしてはまだ未開拓の領域ですが、Himalayaは年内に300万ユーザーの登録を目指しています。

日本市場のポテンシャルに期待し、「Himalaya」は新たなリスニング体験を提供することで、音声コンテンツの文化を発展させていくでしょう。多忙な日常の中で使える「スキマ時間」に、音声コンテンツを通じてより豊かな体験を提供しようとしています。

将来性と期待


今後、「Himalaya」は日本での音声コンテンツのシェアを獲得すべく、さまざまな著名人の音声配信や独自のオリジナルコンテンツを充実させる予定です。経営コンサルタントの神田昌典氏や作家の櫻井秀勲氏、本田健氏など、著名な方々によるコンテンツも登場する予定です。

音声市況は現在も成長しており、Himalayaが日本に導入することで、音声プラットフォームの市場はますます広がることでしょう。「いつでもどこでも、聴きたいものを」をキャッチフレーズに、Himalayaは新たな文化を普及させ、ユーザーにとって欠かせない存在になりつつあります。

会社情報

会社名
シマラヤジャパン株式会社
住所
東京都渋谷区宇田川町10番2いちご渋谷宇田川ビル6F
電話番号
03-5428-6933

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