ケニアでの共創型SDGsスタディツアー開催
2025年11月3日から7日にかけて、ICAインターナショナル文化交流協会(ICA Japan)が出演する「SDGsスタディツアー」がケニアのマサイコミュニティで開催されます。このツアーは、毎年行われる植林活動と国際交流を基盤に、今年から新たに日本とケニアの子どもたちが協力してSDGsの課題を学び、解決策を探っていくというプロジェクトに進化しました。参加者は、自らの手で「持続可能な未来」を切り開く5日間を体験します。このツアーでは、企業や団体との連携を通じて、地域のニーズに基づいた持続可能なビジネスや新たなプロジェクトの創出を目指します。
背景と目的
マサイコミュニティでは、森林の減少や水資源の不足といったSDGsに直結するさまざまな課題が存在しています。ICAは毎年植林活動と学校交流を重ね、地域住民との信頼関係を築いてきました。2025年は「課題解決型スタディツアー」として、次世代育成と事業共創の両面でSDGsの達成を図ります。
ツアーの目的
本スタディツアーでは、以下のような目的を掲げています。
1. 植林活動を通じた環境保全の強化。
2. 子どもたちが主体となるSDGsワークショップの実施。
3. 国際交流を通じて友情と相互理解を深めること。
4. 持続可能なビジネスおよびプロジェクトの共創。
プログラムの概要
ツアーは多彩なプログラムから構成されています。具体的には、次のような内容です。
- - Day 1: 現地到着後のオリエンテーションやマサイコミュニティの訪問を通じて、現地の文化やSDGs課題を学ぶフィールドワーク。
- - Day 2: 植林活動や文化交流を行い、日本の学生と共に植林を実施।2校の小学校を訪問し、日本の文化や遊びを体験。
- - Day 3: SDGsを知るワークショップを通じて女子・男子高校生との合同活動を実施し、課題を見える化。
- - Day 4: マサイ族の集落を訪れ、村人たちとの対話や伝統儀式、ダンスを体験。
- - Day 5: 国立公園でのサファリ体験や地元マーケット訪問を行い、マサイアートやクラフトを購入して地域経済へ貢献。
特徴
このスタディツアーの特徴は、単なる学びに終わらず、子どもたち自身が解決策を考え、コミュニティと共有し、企業や行政と連携して実現に向けて進むという点です。日本とケニアから集まった小中高校生が混合チームを組み、課題解決策を企画し発表します。参加することで、真剣なディスカッションや子どもたちの笑顔、植林活動やマサイ文化との接触など、感動と思い出に残る経験が得られます。また、参加企業は自社のSDGs活動を現地で実践でき、その活動を社内外に発信することができます。
協会概要
一般社団法人 ICAインターナショナル文化交流協会の代表理事は鈴木澄子氏で、東京都中央区に拠点を置いています。詳細は公式サイト
ICA Japanをチェックしてください。
企業・団体への提案
本プログラムは、社会貢献と事業の共創が可能です。ESG/SDGs貢献を具体化させ、教育支援を通じた次世代人材の育成や新規事業の創出、国際広報効果を生み出します。このユニークなスタディツアーは、地域に根ざしたアクションを作り出し、国際協力の最前線を体感できる貴重な機会です。興味がある企業や団体はぜひ、ICAにお問い合わせください。