新出光グループが「FreeiD」を導入
福岡県福岡市に本社を構える新出光グループのイデックスビジネスサービスが、自社の本社オフィスに顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」を導入しました。これにより、オフィス環境がより快適で安全なものに進化します。
導入の背景と目的
イデックスビジネスサービスは、オフィスのリノベーションやICTサポートを手掛けており、働き方の進化をサポートすることを使命としています。2024年には新出光が所有する賃貸マンションにも「FreeiD」を導入予定で、入居者から高い評価を受けています。この成功を受けて、オフィスへの導入が決定されました。
「FreeiD」導入のメリット
「FreeiD」の導入により、オフィスエントランスの2箇所と社長室入口に配置し、顔認証システムを活用したセキュリティと利便性を強化しました。このプラットフォームは、一度の顔登録で様々な顔認証AIエンジンやデバイスと連携できるため、オフィス環境に最も適したソリューションを提供します。
入退室の際には、従業員がカードや鍵を使用せずに顔認証でスムーズにアクセスできるため、業務の効率化が図れます。また、面会者の受付や、訪問者の管理にも対応しており、煩雑な手続きが不要になるのも大きな利点です。
「FreeiD」の技術と活用例
「FreeiD」は、顔認証によって生活のあらゆるシーンをつなぐことを目的としており、財布や身分証明書を持たずに様々なサービスを利用できる未来を実現します。現在、このプラットフォームはオフィスだけでなく、マンションやテーマパーク、ゴルフ場、保育園などにも展開しています。特にオフィスサービスでは、“顔だけで働く”新時代のオフィスを実現するため、テクノロジーを最大限に活用しています。
例えば、「FreeiD Pay」という顔認証による決済サービスも開発中で、スマートな購買体験を提供しています。これは、イオンモールでの実証実験を通じて、さらなる活用が期待されている技術です。加えて、マイナンバーカードとの連携サービスも進めており、住民サービスにおいてもその活用が模索されています。
おわりに
イデックスビジネスサービスは、この「FreeiD」を通じて、未来のオフィスが求める安全性や利便性をしっかりと提供し、多様化する働き方に応える革新的な環境を整えています。今後もこの流れがさらなるイノベーションを生み出すことが期待されます。実際にこれらの新しいオフィスソリューションを体験したい方は、サイトを訪れてライブオフィス見学に申し込むことができます。