三葉グループの再エネ宣言
2021-07-01 17:00:03
三葉グループが再エネ100宣言に参加し、全ビルでクリーンエネルギーを実現
三葉グループの再エネ100宣言への参加
三葉グループは、全所有ビルにおいて再生可能エネルギーの利用を推進する「再エネ100宣言RE Action」に参加しました。この取り組みにより、2021年度にはグループ全体の再エネ電力比率が約70%に達する見込みです。この削減量は985t-CO2/kWhに相当し、杉の木で換算すると約7万本分に相当します。具体的な導入例として、各ビルでの再エネの利用状況を紹介します。
麹町三葉ビルの取り組み
麹町三葉ビルでは、2021年4月からサミットエナジー株式会社と提携し、酒田バイオマス発電所で発電した電力を利用しています。この発電所が発生させるトラッキング付き非化石証書を活用することで、CO2排出量を70%削減しました。バイオマス発電は、安定した出力を持ち、24時間再エネ電力が供給されるため、このビル全体が環境に優しい運営を実現しています。さらに、山形県産の木質チップを主な燃料に使用することにより、地域の林業活性化にも寄与しています。
渋谷三葉ビルのCO2フリー化
渋谷三葉ビルでは、2021年7月からみんな電力株式会社の提供するブロックチェーン技術を活用した電力特定サービスを利用して、再生可能エネルギー100%の電力を調達しています。この取り組みにより、CO2フリーの電気ビルとして地域貢献を果たしています。特に供給元の発電所は、自ら活動を通じて地域の復興を支援するプロジェクトが進行中です。
新宿三葉ビルの再エネ導入
新宿三葉ビルでも、同年7月からみんな電力株式会社の標準プランを用いて、再エネ比率80%の電力を調達しています。こちらは非化石証書を使用していないため、CO2削減効果はありませんが、一定の再生可能エネルギーを利用しています。これにより、新宿の都市環境においても持続可能なエネルギーの導入が進むことになります。
環境への総合的なアプローチ
三葉グループは、今後も「バランスが取れた身の丈経営」を推進し、環境負荷の少ない技術や素材を用いた建物の内外装修繕や、便利で持続可能なサービスの導入を進めていきます。テナント選定基準として、環境への理解や取り組みを持つ企業を選ぶことで、ビル全体の統一感を高め、新たなコミュニケーションの創出を図ります。これらの活動を通じて、次世代がより安全で安心な環境で暮らせる社会の実現を目指します。
三葉グループの未来へのビジョン
三葉グループは、従業員、顧客、地域、次世代といったすべての関係者が共に成長し、豊かさを得られる未来を構築することを目指しています。今後もクリーンエネルギーの推進を通じて、持続可能な社会づくりに貢献し続けていく所存です。再生可能エネルギーの導入は、単なる環境対策にとどまらず、地域経済の活性化や新たな雇用創出にも寄与する重要な取り組みです。
会社情報
- 会社名
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株式会社三葉ホールディングス
- 住所
- 東京都千代田区二番町3-5麹町三葉ビル4F
- 電話番号
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