緊急地震速報対応型デジタルサイネージの始まり
この度、株式会社オックスプランニング、ダイドードリンコ株式会社、合同会社クリエイティブワークスの3社は、4月1日から新たに「緊急地震速報対応型デジタルサイネージ」のサービスを開始しました。このシステムは、震度4以上の地震が発生した際に、自動販売機に組み込まれたディスプレイに警告映像を自動的に表示するクラウド型サービスです。このシステムは、特定の条件を満たすことで、初期費用やランニングコストを5年間無償で提供する画期的なサービスとして注目されています。
1. 新しいデジタルサイネージの特徴
新たに導入される緊急地震速報対応型デジタルサイネージには以下のような特徴があります。
- - 平常時の運用: 導入される施設や店舗のオリジナルコンテンツを放送可能。
- - 緊急時の対応: 落雷や津波などの気象情報を映像で表示する機能を有しています。地震速報端末は気象庁からの発報を受け取り、強制的に警告映像を表示します。
- - クラウド型サービス: サーバー構築などの初期投資が不要で、手軽に導入できる点が魅力です。
- - 簡単な設置: 映像放映端末を提供し、映像表示機を簡単に接続できます。
このシステムはまず、川崎市高津スポーツセンターに導入され、その後、川崎市内の6箇所の施設にも順次設置される予定です。
2. 商品概要
このサービスは具体的に以下のアイテムを提供します。
- - 自動販売機と併設したデジタルサイネージ
- - ダストボックス内蔵型の高輝度液晶モニター
- - クラウド型の映像配信システム「クラウドエッジ」用専用端末
- - 地震速報受信端末
- - 警告用スピーカーとLEDライト
3. 各社の強み
オックスプランニング
オックスプランニングは、「クラウドエッジ」と呼ばれるクラウド型デジタルサイネージ配信サービスを展開しており、全国で1200ヶ所、3000面以上の実績を持っています。
ダイドードリンコ
ダイドードリンコは、2009年から災害救援機能を持つ自動販売機のビジネスモデルを構築し、東京ビッグサイトでのイベントにも参加。2011年からは本格的に展開しています。
クリエイティブワークス
クリエイティブワークスは、川崎市の広報映像制作を行い、デジタルサイネージの導入企画やコンテンツ制作を専門に手掛けています。包括的なサポートが可能です。
終わりに
日本は地震大国であり、災害に備えることが重要です。この新しいデジタルサイネージシステムは、住民や観光客にとっても大きな安心を提供することでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。この取り組みに関する情報や問い合わせについては、オックスプランニングの公式サイトを参照してください。