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新たな取り組みが始動：脱偏見キャラバン

特定非営利活動法人issue+design（イシュープラスデザイン）は、2025年5月13日から始まる全国キャラバンイベント『issue+design challenge 2025「脱偏見のために、デザインと映画は何が可能か」』を発表しました。このイベントの目的は、偏見や誤解を解消し、全ての人が生きやすい社会の実現を目指すことです。

イベントの背景

「偏見」とは、しばしば知らず知らずのうちに私たちの行動や考え方に影響を及ぼすものです。このような偏見が社会の中で根強く存在することから、多くの人々が生きづらさを感じています。これに対抗するため、issue+designは、デザインと映画を通じて問題に挑むイベントを開催します。第一回のゲストとして作家の岸田奈美さんを迎え、全国各地を巡りながら、多様なゲストたちと共に様々な社会課題について考えていきます。

開催内容

イベントは2026年秋の映画『認知症世界の歩き方』の公開に向けた内容になっています。認知症に特化した問題だけでなく、さまざまな社会の偏見に取り組む機会を持ち、今後予定される各イベントでは、ゲストとの対話を通じて、デザインや映画がどのように社会的な偏見を乗り越えるのかについて深めていきます。

「認知症は怖い」や「認知症は悲劇」といった先入観に挑戦する実写映画の制作も進められており、将来的には世界各国でも上映を予定しています。2025年の初夏にはクラウドファンディングも実施される予定で、映画に出演する側とそれを支える多くの仲間を募る姿勢も見せています。

イベント詳細

• - 東京開催: 2025年5月13日（火）18:30～20:30 / SCC千駄ヶ谷コミュニティセンター
• - 岩手開催: 2025年6月13日（金）18:30～20:30 / アイーナ・いわて県民情報交流センター
• - 福岡開催: 2025年7月8日（火）18:30～20:30 / 福岡市舞鶴庁舎

各地でのイベント参加は、会場参加とオンライン参加が選べ、参加費は1,000円（オンライン参加は無料）です。定員も決まっていますので、早めの申し込みが推奨されています。

ゲスト紹介

• - 岸田奈美: 作家であり、社会問題に関心を持ち、作品を通じてメッセージを発信している。
• - 松田文登: 株式会社ヘラルボニーの代表として、福祉を基にした文化の創造に取り組む。
• - 田口一成: ボーダレス・ジャパンの代表として社会課題解決のための取り組みを推進。

結びに

社会の中で根付く偏見を解消するためには、一人でも多くの仲間が必要です。イベントでは、ゲストや参加者同士の交流を深めるミートアップタイムも設けられており、多様な視点を共有する貴重な機会となっています。デザインや映画を通じて、共に未来を創るための最初のステップに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

関連リンク

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