日本一長い桜回廊を未来に残すための取り組み

日本一長い桜回廊を守るための新しい取り組み

さいたま市が誇る「見沼田んぼの桜回廊」は、全長20kmを越える素晴らしい桜並木です。この桜回廊は、市民や団体、企業による長年の努力の結晶であり、春には約2,000本の桜が魅惑的な景色を提供します。今、その桜回廊を未来に繋ぐためのクラウドファンディングが始まりました。

桜回廊の背景

見沼田んぼの桜回廊は、昭和60年代から行政が進めた「桜並木造成事業」が起源です。このプロジェクトは、さいたま市が誕生してから、地域の市民、企業、団体が中心となり、さらに進化を遂げました。平成25年度には「目指せ日本一！サクラサク見沼田んぼプロジェクト」が始まり、平成29年には日本一長い桜回廊として多くの人々に愛される存在となりました。

クラウドファンディングの目的

このプロジェクトは、見沼田んぼの桜回廊を未来に繋げるための資金を募るものです。クラウドファンディングを通じて集まった寄附金は、桜の木の管理や除草作業、さらに休憩施設の整備や情報発信に活用されます。具体的には、以下のような活動に充てられます：

- 桜の木の生育管理
- 除草作業
- 休憩施設の整備
- 情報発信活動

目標額と受付期間

このクラウドファンディングの目標額は2,000,000円です。受付は令和7年7月3日から9月30日まで行われます。寄附を通じて、あなた自身もこの美しい桜並木の保全活動に参加することができます。

寄附方法

寄附は二つの方法で行うことができます。まず一つ目は株式会社トラストバンクが運営する「ふるさとチョイス」というポータルサイト上の専用ページから直接申し込む方法です。二つ目は、寄附申出書に必要事項を記入し、郵送などで申し込む方法です。詳細な寄附申出書の様式や送付先については、関連するウェブサイトで確認することができます。

また、ふるさと納税を活用することで、税制上の特別控除が受けられ、さらに希望する市外在住者には、お礼の品の贈呈も行われます。