定山渓鹿の湯のサウナ『円式』がリニューアル、ロウリュ効果を充実

定山渓鹿の湯が提供するサークル型サウナ『円式』の新たな魅力

北海道の温泉地、定山渓に位置する温泉宿『鹿の湯』が、サークル型サウナ『円式』の第一期改修工事を完了したことを発表しました。この改修は2025年9月19日に終了し、サウナ利用者にとって更なる快適さと楽しさを提供することを目的としています。

改修の背景と目的

『円式』は、2022年にオープンし、以来多くのお客様に利用されてきました。しかし一部の座面や土台には経年劣化が見られました。そこで、この改修では施設の安全性を高めるための補修が行われ、同時に無類のリラクゼーションを楽しむための設計変更が加えられました。特に注目すべきは、サウナ室の座面が二段から三段構えに進化したことです。

特別なロウリュ体験

改修後の『円式』では、最上段の座面と天井との距離が110cmに設定されています。この距離は、成人男性が座った際の頭の高さから通常の拳二つ分とされ、ロウリュ浴に最も適した基準とされています。これにより、座席から昇り立つ熱気と蒸気を効率よく受けることができ、通称「修羅席」と呼ばれるスペシャルな場所が誕生しました。

修羅席の魅力

『円式』では、この「修羅席」が2箇所設けられています。サウナ初心者の方や上級者の方も、その日の気分や体調に合わせて滞在することができ、より良いロウリュ浴を楽しむことができます。ロウリュを最大限に体感できるこの座席では、心地よい蒸気の流れと高温が融合し、全身を包む極上のひとときを提供します。

利用のご案内

日帰り入浴の利用については、午前の部と午後の部があり、それぞれ男性用と女性用のサウナが設けられています。午前営業は6:00から9:30まで、午後は13:00から21:00までです。入浴料金は、大人が午前1,000円、午後1,500円、小学生はそれぞれ500円、750円となっています。各種タオルは無料で提供され、気軽に楽しむことができます。

注意点とアクセス

ただし、施設では刺青やタトゥーがある方の入浴はお断りしています。また、浴場内には階段があり、足元に不安のある方や小さなお子様を連れている方は注意が必要です。食事や広間の施設は整っていないため、入浴のみの利用となります。

定山渓鹿の湯は、札幌市中心部から車で約50分の場所に位置し、国立公園の美しい自然に囲まれた温泉宿です。全170室を有し、卓球ラウンジや屋外プールなど多彩な施設が完備されています。