エヌプラス2024が東京ビッグサイトで3日間の開催！ものづくりの最前線をご紹介

2024年10月9日（水）から11日（金）の3日間、東京ビッグサイト東6ホールにて『エヌプラス(N-Plus)2024』が開催されます。今回で15回目を迎えるこの展示会は、あらゆるものづくりの技術が集まる場として、企業の最新技術や製品、サービスを広く紹介する貴重な機会です。昨年を上回る149社が参加することが決まっており、さまざまな分野の技術が集結します。展示内容として注目されるのは、空飛ぶクルマをテーマとした特別企画展示や、専門の有識者を迎えたセミナーです。

多彩な出展企業が誇る新技術

エヌプラス2024は、全14のキーワード展示会から構成されています。特に研究・開発に携わる方には、大きなインスピレーションをもたらすでしょう。企業はそれぞれの展示テーマに基づいて、最新技術や製品を披露します。例えば、株式会社井元製作所が展示するのは、世界初のバッチ式延伸機による斜め延伸技術です。無塗装で高光沢を実現する金型技術を誇る株式会社富士精工や、オーダーメイドの不織布を提供する金井重要工業株式会社も見逃せません。また、空飛ぶクルマの実機を出展予定の白銀技研株式会社や、新しい接合技術を提案する睦月電機株式会社のブースも、製造業界の未来を感じさせる内容です。

セミナーとパネルディスカッション

エヌプラスの特徴は、充実したセミナー内容です。多くのセッションが用意されており、最新の技術動向や業界の課題についての理解を深めることができます。例えば、10月9日には、空飛ぶクルマの現状と課題について、慶應義塾大学の中野冠氏が基調講演を行います。さらに、10月10日には、サステナブル社会に貢献する新素材開発について、大阪大学の青島貞人氏が最新の研究を発表します。10月11日のセッションでは、自動車のサーキュラーエコノミーについての議論が予定されており、関連業界の専門家が集結します。これらの講演やディスカッションは、業界の最前線を知るための貴重な機会です。