川崎市が魅力を発信する景観PR動画を公開！地域との協働で新たな試み

川崎市が魅力を発信する景観PR動画を公開！

川崎市は、市制100周年を迎えたことを機に、地域の魅力を広く発信する取り組みを開始しました。「身近な景観」に焦点を当てたPR動画を制作し、市民や事業者、行政との協働を通じて、個性あふれる景観の魅力を伝えます。

地域の個性を活かした景観づくり

川崎市には、北部エリアの自然環境が残る丘陵部や、企業が集積する臨海部エリアなど、多様な地域があります。これらの地域の特性を活かしながら、個性と魅力あふれる景観づくりを進めていくことが重要です。市民、事業者、そして市の行政が共同で進めるこのプロジェクトは、地域の資源を最大限に引き出し、市民の愛着を深めることを目的としています。

「身近な景観」の公募と撮影ツアー

この活動の一環として、川崎市では「身近な景観」をテーマにした公募を行い、地域の住民からの応募作品を集めました。さらに、市内で撮影ツアーを実施し、参加者がそれぞれの視点で川崎の美しい景観を切り取る機会も設けました。

集まった作品は、これまでの試写会で上映され、景観意識を啓発する素晴らしい動画が完成しました。動画には、本編の3分に加えて、ダイジェスト版やさまざまな特集が組まれており、視聴者に川崎の多様な魅力を伝えています。

28小節プロジェクト「かわさき景観賞」

また、川崎市では「かわさき景観賞」として、音楽を通じて地域の魅力を伝えるプロジェクトも展開しています。『8小節プロジェクトわたしの「かわさきのうた」』では、地域の魅力を表現した楽曲が制作され、これらの曲を使った動画も制作されました。曲の歌詞には「川崎」という言葉を使わず、個々の視点で川崎を語る工夫がされています。

動画の配信先と今後の展望

制作されたPR動画は、今後、市役所や区役所の庁舎、市内のデジタルサイネージ等で順次放映される予定です。川崎市のウェブサイトでは、詳細情報も掲載されていますので、ぜひご覧ください。

川崎市は今後も、地域の皆さんと協力しながら、個性豊かで魅力的な景観を次の100年に向けて育てていくことを目指します。この取り組みを通じて、市民自身が自分たちの街に誇りを持ち、愛着を持って関わるきっかけになることを期待しています。

問い合わせ先：川崎市まちづくり局計画部景観・地区まちづくり支援担当（電話：044-200-3010）