城田優が贈るスヌーピーオーケストラコンサートが兵庫に上陸！

12月8日、兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホールで、シリーズ5年目を迎えるスヌーピーのオーケストラコンサート「Magical Christmas Night」が初日を迎えました。今回はスヌーピーの誕生70周年を祝う特別なイベントで、城田優が初年度から出演し、昨年より演出も担当することになりました。
このコンサートは、スヌーピーの世界観を大切にしつつ、城田の独自の視点を織り交ぜた新しい形のエンターテインメントです。会場に足を踏み入れると、色とりどりのオーナメントやプレゼントが飾られた大きなクリスマスツリー、雪だるま、真っ赤なドッグハウスが春のような雰囲気を演出し、PEANUTSの世界に引き込まれます。美術を担当したのは数々の賞を受賞している松井るみ氏で、自然音が流れる中、コンサートへの期待感が高まります。
コンサートの幕開けは、フルオーケストラとジャズピアノトリオによる壮大な序曲です。観客は息を飲み、期待に包まれます。メインボーカルを務める城田優が登場し、スタンダードナンバーやJ-POPのヒット曲を力強く歌い上げます。本公演では、城田と親しい仲である森崎ウィンがゲストアーティストとして参加し、桑田佳祐の名曲「白い恋人達」をオーケストラアレンジでカバー。
また、クリスマスをテーマにした洋楽メドレーでは、城田と森崎の美しいハーモニー、さらに個性豊かな6人組ボーカルグループFYURAが加わり、観客を魅了しました。特に、LEDパネルに映し出されるPEANUTSのキャラクターたちと華やかな照明による演出が、観客を終始沸かせていました。
公演のフィナーレでは、昨年城田と音楽監督・ピアノの宮本貴奈が共作した「夢の種～I’ll be by your side」がフルオーケストラとジャズトリオの華麗なアレンジで披露され、会場は幸福感に包まれました。アンコールでは2曲のクリスマスソングが演奏され、最後は歓声の中で幕が閉じました。
コンサートは12月12日に札幌文化芸術劇場 hitaruでの公演も控えており、ゲストにはレディー・ガガに認められたシンガーKIMIKAが出演予定。また、千秋楽となる12月23日の東京文化会館大ホールでは、マルチな才能を持つ青山テルマがゲストに登場します。兵庫公演で好評だったオリジナルグッズも販売され、観客にとって特別な思い出となることでしょう。