2025年6月6日、高橋幸宏がキュレーターを務めた都市型音楽フェス「WORLD HAPPINESS」のライブ音源および映像が、パッケージとしてリリースされることが決まりました。この特別な作品には、高橋幸宏のソロ名義の楽曲に加えて、Yellow Magic OrchestraやHASYMO、さらにはMETAFIVE、THE BEATNIKSなど、豪華なアーティストたちの貴重なパフォーマンスが収録されています。
特に注目すべきは、116ページに及ぶ豪華ブックレットです。ファンにはたまらないこのブックレットには、高橋幸宏へのインタビュー映像や、ライブやリハーサルのオフショットなど、初公開の貴重な写真が多数収められています。
鈴木慶一氏は「この10年以上続いたフェスは幸宏氏の熱意と、その魅力があったからこそ続いた」と語り、全公演に参加した体験を振り返ります。特に演奏時の観客との一体感を感じることができたといい、これは他のフェスでは味わえない特別な体験だったと述べています。
この新しいパッケージには、何十年にもわたる日本のポップ音楽史が凝縮されており、高橋幸宏自身が「新しい音楽と過去の音楽が見事に混ざり合い、素晴らしい作品が生まれた」と語るように、彼の音楽がいかに深く影響を与えてきたかを感じ取ることができます。
リリース情報は以下の通りです。
発売日:2025年6月6日
品番:COZB-2177-2181
価格:22,000円(税込)
仕様:CD4枚+Blu-ray+116Pの豪華ブックレット
収録内容も多彩で、特にCD1にはpupaの楽曲やYMOの名曲が網羅されています。また、DISC2やDISC3にはTHE BEATNIKSやMETAFIVEのパフォーマンスも収められており、多くのアーティストによる多様な音楽が楽しめます。
また、Blu-rayには「WORLD HAPPINESS」期間中の映像が収録されており、pupaのパフォーマンスも含まれます。この映像や音楽を通じて、高橋幸宏の魅力を再確認できることでしょう。
高橋幸宏は1952年に生まれ、東京都で育ちました。高校時代からスタジオミュージシャンとして活動し、1972年にサディスティック・ミカ・バンドへ加入。その後、YELLOW MAGIC ORCHESTRA(YMO)を結成し、日本の音楽シーンに革命をもたらしました。ソロ活動や多様なユニット活動も展開し、2022年には音楽活動50周年を迎えました。2023年1月11日、高橋幸宏は70歳でこの世を去りましたが、彼が残した偉大な業績は今も生き続けています。
このパッケージは、彼の音楽を語るうえで欠かせないものとなるでしょう。当日はぜひ、自分の耳でこの素晴らしい音楽を体験してみてください。