大学発スタートアップが手がける低毒性シャンプーが特許取得！安らぎの頭皮ケア

低毒性シャンプーの開発と特許取得

日本初の大学発スタートアップ企業、イチバンライフ株式会社が開発した低毒性シャンプーが特許を取得しました。この新しい製品は、薄毛や痒みといった頭皮トラブルの解決策として注目を集めています。

開発背景と目的

シャンプーは多くの方にとって日常的に使用するものですが、それが引き起こす頭皮のトラブルは決して少なくありません。特に、美容師や理容師の約80%が手荒れに悩む中で、美と健康を考えたシャンプーのニーズは高まりを見せています。このような背景から、頭皮や肌に優しいシャンプーの開発が急務とされていました。

イチバンライフは、人体に使用される洗浄剤やトリートメント成分に関して、約100種類の界面活性剤の細胞毒性を徹底的に調査しました。その結果、大部分の成分が皮膚細胞に対して高い細胞毒性を示すことが分かりましたが、一部の界面活性剤にはほとんど毒性を示さないものもありました。こうした知見をもとに、低毒性成分のみを使用したシャンプーとトリートメントが生まれました。

製品の特長

新たに開発された低毒性シャンプーとトリートメントには、18種類のインド伝統ハーブが含まれています。これにより、使用後の肌や髪の状態においても非常に良好な結果が得られました。特に、細胞毒性は市販の製品に比べて約1/100にまで抑えられており、安全性が確保されています。

特許取得の詳細

この美容洗浄剤は、「低毒性人体用洗浄剤、および低毒性人体用洗浄液」として特許番号7193108を取得しました。この特許取得は、企業の革新性を示す大きな証と言えるでしょう。

イベントへの出展

イチバンライフは、2023年2月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される第95回東京インターナショナルギフトショーに出展します。ブース番号は、東3-T24-28です。会場では、開発責任者による商品の説明やサンプル提供が行われる予定ですので、この機会に是非足を運んでみてください。

企業情報

イチバンライフ株式会社は、健康長寿に関連する研究成果をビジネスに転換することを目的に、大学教授によって設立されたベンチャー企業です。同社は、「細胞の若返り」に関する研究を基盤に、アーユルヴェーダの伝統的な知恵をもとにした美容および健康製品の開発に取り組んでいます。公式ウェブサイトやオンラインショップも運営しており、さらなる情報を簡単に知ることができます。