萩原エレクトロニクス、インド市場での拡大に向け拠点を新設

萩原エレクトロニクスのインド市場への進出

萩原エレクトロニクス株式会社は、インドの自動車市場での存在感をさらに強化するため、技術・営業機能の拡充を図っています。そこで新たな技術・営業拠点が、デリー首都圏およびマハーラシュートラ州プネーに開設されました。本稿では、この新拠点の設立背景と、今後のビジョンについて詳しくご紹介します。

新たな拠点の開設

インドでの事業は、Hagiwara Electronics India Private Limitedが担っています。こちらは、主にデバイス応用技術とソフトウェア開発を基盤に、インド市場での需要に応じたソリューションを提供することを目的としています。特に、グラフィックメータやモータ制御の開発においては、日本のノウハウを活かし、現地のニーズにマッチしたサービス展開を進めることを目指しています。

新拠点の設立により、インドの北部、西部、南部エリアにおいて、急成長を続ける自動車市場へのアプローチを加速させることが期待されています。これにより、顧客のニーズに迅速に応えられる体制が整うとともに、サービス提供の効率化も図られるでしょう。

現地のニーズに応える

インドは、自動車産業の成長が著しい国であり、デジタル化や電動化が進んでいます。こうした変化に伴い、車載システムに対する要求も高まっています。萩原エレクトロニクスは、これまで培った自動車分野での技術力をもとに、顧客の課題解決に寄与する製品やサービスを提供することで、インド市場において日本企業とのパートナーシップを強化していく方針です。

ビジョンと将来展望

今後、ハギワラインドはインド国内の企業や、日系企業のビジネス推進をサポートし、顧客の「No.1パートナー」を目指します。これにより、顧客のビジネスを成功に導くだけでなく、萩原エレクトロニクス自身も成長を遂げていくことでしょう。この取り組みは、インドにおけるビジネスのさらなる拡大を促進する重要なステップとなります。