陶泊で丹波焼を堪能
2023-10-26 10:00:03

850年の歴史を紡ぐ丹波焼で楽しむ陶工滞在型旅「陶泊」2024年春スタート

丹波焼の郷での新しい旅「陶泊」とは


兵庫県丹波篠山市立杭地区は、850年以上の歴史を持つ伝統的な陶器の生産地、丹波焼の郷として知られています。この地域では、現代も多くの職人たちが手仕事で多彩な作品を制作しており、日常生活に寄り添った美しい陶器が数多く存在します。2024年春から、この丹波焼の文化や技術を存分に体験できる新しい滞在型旅行プログラム「陶泊」がスタートします。

「陶泊」の魅力


「陶泊」は、単なる宿泊施設での滞在ではありません。陶芸体験を通じて、陶工の家に泊まり、彼らの日常生活や文化を実際に感じることができるユニークな旅行スタイルです。この旅での宿泊は、職人が営む工房や自宅で行われ、参加者は職人の手仕事を間近で見ることができます。また、宿泊後には若手陶工が地域の窯元巡りを案内し、陶芸や地域文化について詳しく説明してくれます。

職人との交流


「陶泊」の最大の魅力は、何と言っても職人との直接的な交流ができることです。宿泊先では、陶工たちと共に食卓を囲むことができ、彼らの生活や作品への思いを間近で聞くことができる貴重な体験が待っています。訪れる人々は、陶工の制作過程に触れることで、丹波焼の魅力をより深く理解することができるでしょう。

陶芸体験


このプログラムでは、参加者自身が陶芸製作を体験することができます。土を掘り、粘土をこね、形を作るプロセスを職人から直接指導を受けながら体験できます。これにより、ただ見るだけでなく、自らの手で丹波焼を作り上げる楽しみを味わえます。これは、普段では味わえない貴重な体験です。

オンラインイベントの開催


「陶泊」が本格的に始まる前に、その魅力を伝えるオンラインイベントが予定されています。2023年11月5日に行われるこのイベントでは、丹波焼の中でも著名な「俊彦窯」の陶工、清水剛さんとともに、地域の魅力を掘り下げる語らいが繰り広げられます。視聴者は、立杭地区の文化と陶芸の裏側を知る機会を得ることができるでしょう。

今後の予定


2024年春の一般募集に向けて、現在、地域の住民や職人と共に宿泊施設の準備が進められており、モニターツアーを通じての体験を基に改善が図られています。また、宿泊の詳細やツアーの具体的な内容については、今後のプレスリリースで発表される予定です。

この「陶泊」を通じて、訪れる人々はただの観光地では味わえない、深い文化と伝統を肌で感じることができます。丹波焼の温もりに触れることで、より豊かな体験が広がることでしょう。これからの旅がどのように展開されるのか、期待が高まります。

会社情報

会社名
丹波立杭陶磁器協同組合
住所
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭3
電話番号
079-597-2034

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