『脳を味方につけて独自性と創造性を発揮する技術脳マネジメント』のご紹介
株式会社クロスメディア・パブリッシングが2024年12月6日に新刊『脳を味方につけて独自性と創造性を発揮する技術脳マネジメント』を発表しました。本書は、現代人が抱える漠然とした不安感や生きづらさを解消するための具体的な手法を紹介しています。著者の秋間早苗氏は、20年以上にわたって企業や教育機関で培った経験を通じて、特にVUCA(不安定・不確実・複雑・曖昧)な時代における脳の使い方について考察しています。
脳のクセを理解する重要性
私たちの脳は、無意識のうちに日々の行動に影響を与えており、この「脳のクセ」が生きづらさの根源となることがあります。例えば、「自分だけが一生懸命にやっているのに、うまくいかない」と感じる方や、「他人とのコミュニケーションが難しい」と感じる方にとって、その原因は脳が古い思考様式に囚われているためかもしれません。
自分の思考をマネジメントする
脳マネジメントとは、まさに自分の脳を意識的にコントロールし、意図した方向に向けて行動させる技術です。ラテン語の「maneggiare(馬に手綱をつける)」に由来するこの言葉は、自分の思考を制御する手綱を自ら握ることを意味します。しかし多くの人は、実際には脳に引きずられ、自分自身の意思決定ができなくなっているのです。
生きづらさの根本的な原因
なぜ多くの人々がこのような生きづらさを感じるのでしょうか? それは「これまで」と「これから」のギャップに起因しています。従来のアプローチが通用しなくなっている一方で、新しい方法を理解することも難しく、さらにその実践が難しいという現状が、人々の不安を助長しています。
著者紹介
秋間早苗氏は、株式会社La torcheの代表取締役として、行政や教育、NPOなど多様なフィールドでコンサルタントとしての経験を持ちます。彼女は、理想と現実のギャップから生じる生きづらさを解消するため、脳や人類の進化の理解が重要であると説いています。自らの経験をもとに、本書では脳のクセを理解し、それを活用して新しい可能性を見出す方法を示唆しています。
内容の魅力
本書の特徴は、生きづらさの解消だけでなく、個人から組織まで適用できる実践的なアプローチを提供する点です。無意識の脳のクセを理解し、それをマネジメントすることで、個々の能力を最大限に引き出せるようになります。また、本書に掲載されている目次は、社会における閉塞感の正体から無自覚な脳の資質、基本的な脳マネジメント手法まで多岐にわたります。
トークライブイベントの開催
さらに、12月10日には代官山蔦屋書店にて出版記念のトークライブが開催されます。参加者は著者と共に、「個性を活かして、これからの時代を共創する方法」について語り合う機会があります。
終わりに
脳の使い方を再考し、自らの可能性を広げるために、ぜひ本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。自分の思考を新たな視点から見つめ直すことで、あきらめかけていたことができるようになるかもしれません。私たちの進むべき道は、新しい脳マネジメントの技術にあるのです。