舞台『月農』インタビュー:和田雅成、宮下貴浩、私オム
和田雅成が主演を務める舞台『月農』が2024年10月9日からシアターサンモールで上演されます。この作品は、宮下貴浩と私オムが共同でプロデュースしたもので、彼らの8回目のオリジナル公演となります。今回は、二人の創作の裏側を探るべく、和田と彼らの対談をお届けします。
公演の企画のスタート
「これをやりたいね」との想いは長い間抱いていた宮下さん。タイミングがなかなか合わず、ようやく実現に至ったことに対する感激が見て取れます。オムさんが脚本を書き始めたのは、和田さんがキャスティングされた後だったとのことです。彼は和田という人間がどのような世界で生きるのかをイメージし、物語を練っていきました。
舞台の設定とテーマ
和田が演じる津久井は、田舎で自給自足をしているキャラクターで、オムさんは彼を驚かせるような新たな一面を引き出したいと語ります。普段は洗練されたイメージの和田さんが、泥光る畑で奮闘する姿は観る者の興味を惹きつけます。
和田雅成の感想
「オムくんが何を考えているのか知りたい」と語る和田さんは、彼とプライベートでは親しいものの、演劇の場での彼の思考様式が気になっているとのこと。「稽古が楽しみ」と期待を寄せています。また、彼は自分の役に私的な感情を投影することのないよう、注意を払っているようです。
三人の出会いと新たな挑戦
出会いは13年前に遡るそうで、宮下さんが役者として初めてオムさんと共演したことがきっかけでした。その後、互いのキャリアを育みながらも関係を深め、今回の舞台へとつながっていったのです。このような長い付き合いがあるからこそ、舞台を作り上げる上での信頼感も強いものがあります。
プライベートと創作活動
オムさんにとって和田さんは、最初「尖っている」との印象を持ったそうですが、実際には他者を気遣う優しさも持ち合わせているようです。稽古場では華やかさを持ち、周囲を明るくする存在感であることも彼らが口を揃えて語ります。
公演への想い
劇中で和田が演じる津久井を通じて、心の内側に潜む感情を引き出したいと語るオムさん。一方で、和田さんは「共に創り上げるというプロセスの中で自分の役割を見出したい」と話します。視聴者にとっても、新たな和田雅成を観られるチャンスです。
お客さんへのメッセージ
オムさんは、新しい和田雅成を創り出したいと熱い想いを語り、和田さんも観客と一緒にこの作品を大切に育てていきたいと締めくくります。宮下さんは、「面白いのでぜひ観に来てほしい」とユーモアを交えながら呼びかけました。
公演概要
- - タイトル: 舞台『月農(げつのう)』
- - 劇場: シアターサンモール
- - 公演期間: 2024年10月9日~10月19日
- - チケット: 前売8500円(全席指定/税込)
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