大学生の恋愛や結婚に関する意識調査の結果
ワタベウェディング株式会社(本社:京都府京都市)は、首都圏の大学生600名を対象に「大学生の恋愛・結婚に関するアンケート調査」を実施しました。調査の期間は2024年12月10日から2025年1月10日までで、男女比は男性158名、女性436名、その他6名です。この調査の結果を詳しく見ていきましょう。
交際状況の確認
まず、交際経験について尋ねたところ、約3割にあたる29.7%が「現在恋人がいる」と回答しました。一方で、「一度も恋人がいたことはない」と答えた人も27.6%と、約4分の1が恋愛経験なしという結果でした。これに対するグラフ(図1)を見れば、今なかなか恋愛をする機会が無い大学生も少なくないことが浮かび上がります。
恋人との出会いの場
恋人がいると回答した人に出会った場所を尋ねたところ、「大学(サークルや部活、クラス等)」が最も多く、42.1%を占めました。続いて「バイト・インターン等」(17.4%)や「中学・高校」(11.2%)が続く中、マッチングアプリで出会ったと回答した人は10.1%にとどまりました(図2)。
恋人を希望する意識
現在恋人がいない人に「数年以内に恋人がほしいか」と尋ねたところ、6割以上が「はい」と答えており、約1割は「ほしくない」とのことでした。特に恋人が欲しくない理由には「恋愛に興味がないから」との声が39%で最も多く見られました(図4)。
結婚に対する意欲
結婚に関しては、59.1%もの人が「結婚したい」と回答し、実際に結婚を希望する人が多い印象です。また、約8割が「30歳までに結婚したい」と考えており(図6)、多くの学生が時間的な目標を持っていることが伺えます。
さらに、「結婚式をしたいか」との質問には69.8%が「はい」と答え、68%もの人が、結婚式に意義を見出しているようです。
結婚式に対する価値観
結婚式を行いたいと考える理由の第一位には「思い出になる・記念になる」があり、次いで「婚礼衣装を着たい」という願望が見受けられました(図8)。一方、結婚式をしたくない理由には「お金がかかるから」が56.2%で示されており、金銭的な理由が高いことが問題視されています(図9)。
フォトウェディングとその希望
さらに「フォトウェディングをしたいか」という質問に対して79.2%が「はい」と応じました。ロケーションについては「チャペル・教会」と「ビーチ」が特に人気でした(図11)。
結婚式の意味
調査全体を通じて、多くの学生が結婚式に家族や親族への感謝を伝える重要性があると考えています。73.0%の人がそのように答えたことが、その意義を強調しています(図12)。
この調査結果を通し、大学生たちの恋愛観と結婚観について様々な側面が見えてきました。今後も若者たちの恋愛形態や結婚に対する価値観がどのように変化していくのかが注目されます。