2025年大阪・関西万博と旭化成ホームズの協賛
2025年に大阪で開催される日本国際博覧会、通称「大阪・関西万博」。この博覧会のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」であり、その実現を目指してさまざまな取り組みが進んでいます。今回は、旭化成ホームズ株式会社がブロンズパートナーとして、テーマ事業の一環である「シグネチャーパビリオン」に協賛することが決まったというニュースをご紹介します。
シグネチャーパビリオンとは?
シグネチャーパビリオンは、大阪・関西万博を象徴する重要なプロジェクトです。8名の専門家がそれぞれ独自の視点からテーマを解釈し、未来に向けてのメッセージを込めたパビリオンを制作します。それぞれのパビリオンは「署名作品」として位置づけられています。今回はその中でも、メディアアーティストの落合陽一氏が担当する「null²」が注目されています。彼のテーマは「いのちを磨く」であり、未来社会のビジョンをさらに深掘りする意図があります。
旭化成ホームズのビジョン
旭化成ホームズは、2030年に向けて「環境貢献のリーディングカンパニー」を目指し、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献する企業を目指しています。今回の博覧会が目指すテーマに共感し、協賛するに至ったのは、同社が「Vision for 2030」に掲げる価値観とも一致するからです。
当社の代表取締役社長、川畑文俊氏は、「すべての人が豊かに暮らせる社会」を実現するため、健常者や高齢者、障害者が共に暮らせる環境への貢献に努めています。この取り組みは、博覧会のテーマとも連携しており、「ALL for LONGLIFE」という哲学を基盤にしています。これは、すべての人々が安全で快適に暮らすための住環境を提供するという意義を持っています。
各テーマ事業プロデューサーのビジョン
「シグネチャーパビリオン」には、以下の8名のテーマ事業プロデューサーが参加しており、それぞれ異なる視点から命の尊さや未来社会について語ります。
テーマ:いのちを響き合わせる
プロデューサー:宮田 裕章(慶応義塾大学教授)
テーマ:いのちを拡げる
プロデューサー:石黒 浩(大阪大学教授)
テーマ:いのちを高める
プロデューサー:中島 さち子(音楽家)
テーマ:いのちを磨く
プロデューサー:落合 陽一(メディアアーティスト)
テーマ:いのちを知る
プロデューサー:福岡 伸一(生物学者)
テーマ:いのちを育む
プロデューサー:河森 正治(アニメーション監督)
テーマ:いのちをつむぐ
プロデューサー:小山 薫堂(放送作家)
- - Dialogue Theater – いのちのあかし –
テーマ:いのちを守る
プロデューサー:河瀬 直美(映画作家)
未来社会のデザインに向けて
旭化成ホームズの協賛は、これからの社会において重要なテーマである「いのち」の重要性を再認識させる機会です。大阪・関西万博を通じて、社会課題への理解を深め、持続可能な未来を作り出すための意識を高めていく必要があります。
「シグネチャーパビリオン」での様々な取り組みやアイデアに触れることで、多くの人々が未来に向かって考えるきっかけとなることでしょう。2025年、見逃せないイベントとなること間違いなしです。