オンライン資格確認システム「カルテくんⅢVer3.1」のご紹介
医療業界に新たな波をもたらすシステム、「カルテくんⅢVer3.1」が登場しました。このシステムは、2021年10月から本格運用が始まったマイナンバーカードを用いたオンライン資格確認に対応したものです。株式会社オーテックスが提供するこのソフトウェアは、医療機関での受付業務の効率化を図るために設計されています。
システムの基本概念
「カルテくんⅢ」では、患者がマイナンバーカードや保険証を持参した際に、それに基づいてオンラインで資格確認を行い、同時に患者登録をすることが可能です。このシステムは、日本医師会ORCA管理機構が提供する日医標準レセプトソフト(ORCA)との連携が大きな特徴となっています。
オンライン資格確認の運用
患者が初めて訪れるクリニックや病院でも、顔認証カードリーダーやスキャナーを用いることで、迅速に資格確認を行うことができます。これにより、医療従事者の業務負担が軽減され、ミスのない受付を実現することが可能です。
薬剤情報の閲覧機能
新しい「カルテくんⅢVer3.1」では、患者が同意した場合に限り、診察室での薬剤情報や特定健診の結果を閲覧することができるオプション機能「薬剤・特定健診ビュアー」が追加されました。これにより、診察時に過去の処方歴や健診結果が手元で確認でき、医療の質が向上することが期待されています。
今後の展望
今後、マイナンバーカードに保険証を紐づけることで、患者にはマイナポイントが付与される incentivesが用意されています。これにより、マイナンバーカードを持参する患者の数が増えることが見込まれています。保険証とマイナンバーカードが交錯する中でも、「カルテくんⅢ」を利用することにより、スムーズな受付業務が実現できるでしょう。
システムの特色
1.
オンライン資格確認・患者登録: 簡単なクリックで迅速に患者の情報を登録。
2.
薬剤・特定健診情報の閲覧: 有資格者が同意のもとに過去のデータにアクセス。
3.
確認作業の効率化: 画像解析を通じて自動登録され、手間を軽減。
4.
公費受給者証に対応: 他の顔認証機器とも連携が可能。
5.
柔軟性: 複数の医療システムとの素早い連携を実現。
結論
「カルテくんⅢVer3.1」は、医療機関の受付業務を根本から変える可能性を秘めています。最新の技術を駆使し、患者のプライバシーを尊重しつつ、より効率的な医療サービスを提供するこのシステムは、医療現場における新たなスタンダードとして確立されつつあります。
参考リンク
カルテくんⅢの詳細はこちら
会社情報
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