日本代表が大学ストリートダンスW杯で初の世界優勝!
2024年12月7日と8日、台湾の台北市で開催された大学ストリートダンスワールドカップにおいて、日本代表が見事、初の世界優勝を成し遂げました。この大会には、台湾、香港、韓国、フランス、日本の5カ国から選出されたトップレベルの大学生ダンサーたちが集結し、熾烈な戦いが繰り広げられました。
日本代表チームは、競技中の独自のスタイルと圧倒的な技術力で観客や審査員を魅了し、見事に勝利を収めることができました。この優勝は、ストリートダンスの文化が日本国内で確実に進化していることを強く示すものです。
代表の樊旭氏(General Manager)は、「全日本大学ストリートダンス選手権から9ヶ月の努力が実を結びました。全国に散らばったメンバーのマネジメントや、初めての環境での挑戦など、課題は多かったですが、全員の頑張りがあったからこそ、この歴史的な瞬間を迎えることができました。これは日本のストリートダンスの新たなステージの幕開けです」と語っています。
さらに、主将である内山怜音さん(群馬大学)は、「この勝利は本当にうれしいです。そして、日本代表を支えてくれた多くの方々に感謝します。祝勝会を心から楽しみにしています」と感涙のコメントを寄せました。
【日本代表コアメンバー】
- - 樊旭(ゼネラルマネージャー)
- - 北村彰英(監督)
- - 内山怜音(主将/群馬大学)
- - 荒二井皐(近畿大学)
- - 渡邉りんご(立教大学)
- - 下地巧真(琉球大学)
- - 中西陽飛(熊本学園大学)
大会では、ダンスのパフォーマンスだけでなく、振り付けやチームワーク、舞台上でのコミュニケーション力も求められます。そのため、各国の選手たちは多くの練習と努力を重ねてきました。特に日本代表は、夏に行われたパリオリンピックでのBreakin'結果(男子BEST4、女子金メダル)も影響し、モチベーションを高める要素となりました。
樊GMは、「今回の優勝をきっかけに、日本のストリートダンスの実力を世界に知らしめたい。ストリートダンスが国内で広がり、次世代のダンサーたちに夢を与えるきっかけになれば」と意気込んでいます。この歴史的な勝利によって、日本のストリートダンスがさらなる発展を遂げることが期待されます。勝利の余韻が冷めぬうちに、彼らは次なる挑戦へ向けて動き出すことでしょう。