日本でも開始！Indeed賃金トラッカーで賃金動向を見える化

日本でも登場！Indeed賃金トラッカー

世界中で多くの人々に仕事を提供している求人サイト、Indeed（インディード）が、このたび日本版の「賃金トラッカー」を開始しました。これは、求人情報に基づいて賃金の動向を可視化するツールであり、労働市場の変遷をいち早く把握することが可能です。

Indeed賃金トラッカーとは？

「Indeed賃金トラッカー」は、企業が掲示した求人の賃金データにアクセスし、それを分析することで、労働市場の賃金動向を示す重要な指標を提供します。これまでに、アメリカ、イギリス、カナダ、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、スペインなどの国々で既に導入されていましたが、この度ついに日本版が追加され、一般公開されることになりました。

このツールは、Indeedに掲載された何百万もの求人からのデータを活用しており、賃金のトレンドを毎月分析し、翌月にまとめて公開します。これにより、企業の採用姿勢や市場の景況感をリアルタイムに把握することが可能になります。

どのように利用するのか？

日本版の「賃金トラッカー」はGitHub上で一般公開されており、誰でも無料でダウンロードし利用することができます。賃金動向を視覚的に把握できるため、雇用主や求職者ともに貴重な情報源となるでしょう。なお、トラッカーの利用方法についての詳細や、取材の希望があれば、Indeed Japanの広報までお問い合わせください。

世界的なネットワークを背景に

Indeedは、600百万件以上の求職者プロフィールを保持しており、28言語で60カ国以上の人々に利用されています。350万以上の企業がIndeedを通じて新たな従業員を見つけ、実際に雇用を進めています。これまでの成果は、Comscoreによる2025年3月の調査結果にも裏付けられています。

日本版「賃金トラッカー」が導入されたことで、国内の求職者と企業にとって、より透明性のある雇用情報を得られる機会が広がりました。このツールが労働市場にどのような影響をもたらすのか、今後の展開が期待されます。