竹内涼真が挑む新たな舞台『奇跡を呼ぶ男』
2026年4月、竹内涼真が主演するミュージカル『奇跡を呼ぶ男』が上演されることが発表されました。本作は、2021年の舞台『17 AGAIN』での鮮烈なデビュー以来、待望の2作目となります。竹内が演じるのは、詐欺師の役柄。このドラマは、真実と虚構が交錯する物語を描いています。
物語の中心は、伝道師ジョナス・ナイチンゲールというキャラクターです。彼は見せかけの「奇跡」を演出し、人々を欺いて献金を集める詐欺師ですが、ある街で思いもよらない運命に出会うことで、自分の人生が変わっていく様子を描いています。バスの故障で立ち寄った田舎町での出会いが、彼にどのような影響を与えるのか、観客は息を呑むことでしょう。
本作は、スティーヴ・マーティン主演の同名映画を基にしており、2010年にミュージカルとしてブロードウェイに進出しました。音楽には『アラジン』や『リトル・マーメイド』で知られるアラン・メンケンが参加し、作詞は『塔の上のラプンツェル』でお馴染みのグレン・スレーターが担当。これらのトップクリエイターが手がけた楽曲は、物語を一層引き立てます。
日本版の演出を手掛けるのは、イギリスの新鋭演出家であるジェニファー・タン。彼女は、近年ロンドンのウエストエンドで高い評価を得ており、今回の作品においてもその才能が存分に発揮されることでしょう。竹内は、初舞台から5年ぶりのミュージカルに挑むにあたり、役に対する強い覚悟を表明しています。「ウソから始まる本当の奇跡」というテーマが、観客に何をもたらすのか、期待感が高まります。
竹内涼真は、TBSのドラマ『じゃあ、あんたが作ってみろよ』でも新たな一面を見せており、俳優として進化を続けています。「奇跡を呼ぶ男」での新たな役柄への挑戦は、彼にとって大きな転機となるでしょう。観客を惹きつける歌声とダンスに加え、彼がどのように詐欺師という難しい役を演じるのか、楽しみにしたいところです。
詳細な公演情報やチケット販売については、追って発表されるとのこと。東京の豊島区にある東京建物 Brillia HALLを中心に、大阪、福岡、愛知でも公演が予定されており、全国のファンが楽しめる機会が提供されます。竹内の魅力を感じる絶好のチャンスをお見逃しなく。
公式コメント
竹内涼真は本作について、「5年ぶりの舞台は非常にワクワクしています。タイトルを見た時、自分がこの作品をやるべきだという直感がありました。作品の持つエネルギーと音楽に惹かれましたが、言語の壁も感じました。その挑戦に向き合い、自分達だけでなく、チームを信じて奇跡を起こすつもりです」と語っています。
『奇跡を呼ぶ男』は、音楽、演出、俳優陣が調和し、一層感動的なヒューマンドラマに仕上がることは間違いありません。2026年の春を心待ちにしつつ、詳細情報の発表を楽しみに待ちましょう。