ゼニスが160周年を祝し伝説のキャリバー135を復活させた新コレクション「G.F.J.」

ゼニスが祝う160周年と特別なコレクション「G.F.J.」

ゼニスは、創業160周年を迎え、名高いクロノメーターキャリバー135を取り入れた新コレクション「G.F.J.」を発表しました。この限定モデルは、時計製造に対するゼニスの真摯な姿勢と革新を象徴しており、時計業界における偉大な足跡を再確認させるものです。

ゼニスの歴史とキャリバー135の重要性

1865年に創業者ジョルジュ・ファーブル＝ジャコによって設立されたゼニスは、初めから「完璧な時計」の追求を掲げてきました。名は、天空の頂点を意味する「ゼニス」から来ており、卓越した精度と信頼性を誇る時計づくりに磨きをかけてきました。その過程で、特に重要な役割を果たしたのが、キャリバー135です。

このムーブメントは、ノシャテル、ジュネーブなどの天文台によるクロノメーターコンクールで数多くの賞を受賞し、ゼニスの技術力を証明するものでした。特に、1949年から1962年までの間、このキャリバーは市販モデルと天文台試験用のバージョンで計235のクロノメトリー賞を獲得し、時計製造の歴史に名を刻みました。

G.F.J.の魅力と最新技術

新コレクション「G.F.J.」は、キャリバー135の美しいデザインを踏襲しながらも、現代の技術を融合させています。73時間のパワーリザーブ、調整可能な秒針停止機構、しかも日差±2秒の精度があるなど、その機能は進化しています。また、令和の技術を生かしつつ、オリジナルの枠を超えないよう細心の配慮が施されているのです。

このタイムピースには、39.15mmのプラチナ製ケースが用いられ、洗練されたデザインが特徴です。ディスプレイには、ダークブルーのラピスラズリが使用され、ウィンター星座と呼ばれる美しいパターンが施されています。また、特製の“ブリック”ギョーシェ仕上げは、ジョルジュ・ファーブル＝ジャコを象徴する要素となっています。

伝承と未来への展望

ゼニスの「G.F.J.」は、時計職人が160年の歴史の積み重ねに対するリスペクトが込められており、過去の栄光を感じるタイムピースです。CEOのブノワ・ド・クレーク氏も、今回の復刻について「腕時計のアイコンであるキャリバー135を基に、次世代のコレクターに対して新たな魅力を伝えていく」と語っています。

限定販売

この特別な「G.F.J.」は、160本のみの限定生産で、世界中のゼニスブティック及びオンラインでのプレオーダー販売が行われます。

姿を変えず、心を継ぐ

この新しいタイムピースは、ゼニスの長いものづくりの哲学と、時代ごとの革新を巧みに融合したものです。特別なコレクション「G.F.J.」は一見してその美しさを体現し、時を超えた魅力を持つ時計として、あなたの手元に特別な瞬間をもたらしてくれることでしょう。彼女を驚かせたい、特別な日のギフトにも最適なアイテムとなることでしょう。