フードロス解消と飲食店支援を目指すタベッタの挑戦

タベッタとは？

タベッタは、飲食店と利用者を繋ぐ新しい形のサービスです。突然のキャンセルによる空席を埋めたい店舗や、フードロスを減らしたい飲食店が参加し、アプリを通じてサービスを提供します。利用者は、希望するジャンルや価格を選ぶだけで、通常の定価よりも30％以上もお得に予約できるのです。タベッタの魅力は、これまであまり知らなかった素敵なレストランを偶然発見する楽しみを与えてくれるところです。

フードロスの現状

日本では毎年600万トンという膨大な食材が廃棄されています。この数字は、世界全体の食料援助量の2倍にも相当します。タベッタは、こうした食材や料理を無駄にすることなく、お得で美味しい料理を楽しむ手段として、その解決策を提供しています。テクノロジーの力を借りて、より良い社会を築くことに挑戦しています。

フードロスとコロナ禍に直面して

2020年1月、タベッタチームはフードロス削減に向けたプランを練っていました。しかし、急激に拡大した新型コロナウイルス感染症によって、飲食業界は深刻な危機に直面しています。外食産業が苦しむ中で、タベッタはこの問題解決に向けて力を尽くさなければならないとの思いが強まりました。私たちの生活に欠かせない食事を提供するレストランが危機に瀕している今、持続可能な社会を目指すスタートアップ企業として、私たちにできることを模索しています。

クラウドファンディングの開始

この挑戦を実現するために、タベッタはクラウドファンディングをスタートします。初めは東京・渋谷から実施し、参加を希望するレストランを募ります。このプロジェクトは、飲食店と利用者を結びつけることで、レストラン業界の活性化を図るものです。また、アフターコロナを見据えた取り組みとして、電子クーポンを配布し、支援を期待しています。さらに、コロナの影響を受けて苦境に立たされているレストランへの支援として、初めの2ヶ月間はタベッタの手数料が無料になります。