第1回タカハソレノイドコンテストのご紹介
福岡県飯塚市に本社を構えるタカハ機工株式会社が、第一回タカハソレノイドコンテスト(ソレコン)を開催しました。このコンテストは、身近な製品に多く使われている「ソレノイド」の魅力を伝え、ものづくりの楽しさを広めることを目的として実施されました。応募の結果、22作品が集まり、日本中から多様な応募者が自慢の作品を披露しました。
ソレノイドとは?
「ソレノイド」とは、自動車をはじめとする自動販売機や銀行のATM、ドアの自動ロックなど、様々な製品に使用される駆動部品です。その用途の幅広さから、ロボットコンテストなどでも多く利用されていて、学生たちの手による作品も多く見受けられます。タカハ機工では、一般の購入者からもソレノイドを使ったユニークな発明品が多く寄せられ、その様子は自社ブログでも紹介されています。
コンテストの概要と入賞作品
今回のコンテストでは、作品の発表の場を提供し、参加者たちが自分のアイデアを形にする楽しさを感じてもらうことが重要考えられました。応募作品の中から、様々な年齢層や職業の方々が参加し、驚きのアイデアが多数寄せられました。
最も名誉ある「第1回ソレコン賞」には、松井聰二郎さんの「自動ゆりかご3号機」が選ばれました。この作品は、孫のために自動で揺れるベビーベッドとして設計され、感動を呼びました。ほかの入賞者の作品も非常にユニークで、審査員たちを惹きつけました。以下は入賞作品の一覧です。
- - ソレコン賞: 松井聰二郎さんの「自動ゆりかご3号機」
- - 技術賞: kit-damさんの「重心変異式自立移動ロボ」
- - いいね!賞:
- 長谷章さんの「星形ソレノイドエンジン」
- 広島商船高等専門学校ものづくり同好会の「それのいどん」
- 香川高等専門学校電子システム工学科三崎研究室の「トーンチャイム・サヌカイト自動演奏装置」
- Ittoku Kuwazuさんの「ソレノイドモンスター」
- 鈴木康之さんの「BOXYボールペンをソレノイドで再現」
- - イグソレコン賞: sweet electronicsさんの「マシュマロ・カタパルト」
これらの作品は、6月25日から27日まで東京ビッグサイトで開催される「第18回機械要素技術展」のタカハ機工ブースにて実際に展示される予定です。これにより、工業用品や産業機器、自動車に使用されているソレノイドに新しい市場の可能性を見出すイベントとしても注目されています。
まとめ
このように、タカハソレノイドコンテストは日本中のものづくり好きの人々が集い、自らのアイデアを形にする場として期待されています。今後のさらなる盛り上がりを期待したいですね。興味のある方は、タカハ機工の公式サイトやコンテストページを訪れてみてはいかがでしょうか。すでに次回の開催が待ち遠しいですが、今後もソレノイドを通じて、多くの人々にものづくりの魅力を伝えていくことでしょう。