サイラスワン、三島孝史が日本を率いる
アメリカを本拠地とするデータセンター企業、サイラスワンは、エンジニアリングや設計、建設業界で豊富な経験を持つ三島孝史氏を新しい日本のマネージング・ディレクターに任命しました。この役職に就いた三島氏は、サイラスワンの日本における事業戦略を総括し、データセンターの提供だけでなく、成長を促進する責任を負います。三島氏は、日本市場の特別なニーズに応えるため、土地や電力戦略、設計、開発、運用、営業、マーケティングにおいて強力なリーダーシップを発揮することが期待されています。
関西電力との協業
2023年5月、サイラスワンは関西電力株式会社(KEPCO)との協業を発表し、日本のデータセンター市場への本格参入を図りました。1951年に設立された関西電力は、日本の主要な電力供給企業であり、電気通信事業や不動産開発にも力を入れています。この協業は、データセンターと電力機能を結びつける特別なパートナーシップを形成し、東京と大阪を中心に超大規模なデータセンターの開発と運営を進める計画です。サイラスワンは今後10年間で、70億米ドル以上の投資を見込んでおり、900MWの事業規模を目指しています。
三島氏の意気込み
三島氏は、「サイラスワンが全球的に拡大しているこの時期に参加できたことを嬉しく思います。データセンター業界は私たちのデジタルライフにおいて極めて重要な役割を果たしています。日本のお客様のニーズに応えるだけでなく、最終的には社会全体の成長と繁栄にも寄与できることを楽しみにしています」と述べています。
経営陣からの期待
さらに、サイラスワンのCEOエリック・シュワルツ氏は三島氏のリーダーシップに期待を寄せ、「彼にサイラスワンを選んでもらえたことに感激しています。このジョイント・ベンチャーはデジタルインフラと電力インフラを同時に最適化するユニークな機会を提供し、データセンターの効率性と回復力を高めることが期待されます」と語っています。三島氏が日本やアジア太平洋地域での事業拡大に向けて重要な役割を果たすことが期待されています。
サイラスワンの理念
サイラスワンは、最新のデジタルインフラストラクチャソリューションを提供することに特化した、世界的に有名なデータセンター開発・運営企業です。本社はテキサス州ダラスにあり、アメリカや欧州に55以上のデータセンターを展開しています。高い柔軟性を持つサイラスワンのデータセンターは、顧客の需要やビジネスモデルに応じたカスタマイズが可能です。オーダーメイドのビルド・トゥ・スーツ、コロケーションや相互接続ソリューションなど多様なサービスを展開し、今後も顧客のデジタルニーズに応えていく考えです。
社内外のパートナーシップを通じてサイラスワンは、デジタルインフラと電力インフラの融合を図り、今後の成長を目指します。対立する市場のニーズに応え、新しいビジネスチャンスを創出するため、三島氏の指揮の下、より効率的で持続可能なエコシステムの構築を目指す活動を続けていく予定です。
詳しくは、公式サイト
cyrusone.comをご覧ください。