フランスの虐待予防政策を学ぶ講演会を西宮市で開催！

講演会の概要

2025年8月12日、関西唯一の機会として、西宮市にて虐待予防に焦点を当てた講演会が開催されます。講師には、フランスの子ども家庭福祉研究者、安發明子氏が招かれ、フランスの親子支援政策に基づいた実践的な話を聞くことができます。この講演会は、子育て支援を行う人々やその活動に関心を抱いている方々にとって、非常に貴重な学びの場です。

企画背景

「たねとしずく」は、1989年に子どもの権利条約に基づき設立され、特に児童虐待の防止に取り組んできました。虐待の予防は、単に児童を守るだけではなく、その周囲の家族に対するサポートも重要です。西宮市での講演会は、地域の関係者と共に虐待予防というテーマについて考え、具体的な対策を講じるためのきっかけをつくることを目的として企画されました。

安發明子氏のプロフィール

安發氏は日本で生まれ、生活保護ワーカーとしての経験を経てフランスで子ども家庭福祉の調査と研究を行っています。彼女は、自身の著作や多くの講座を通じて、日本各地にフランスの支援政策について発信し続けています。特に「子どもたちが健やかに成長できる社会」を目指す彼女の活動は評価されています。代表的な著書には『福祉が支えるフランスの子どもの育ちと家族』などがあり、フランスにおける子どもと家族の支援の実態を紹介しています。

講演会の詳細

- 日時: 2025年8月12日（火）13:00受付、13:30開始、15:30終了
- 会場: 西宮市総合福祉センター（西宮市染殿町8-17）
- テーマ: 「フランスのこどもと家族丸ごと支援の実際」
- 参加費: 無料
- 定員: 50名
- 申し込み: 8月5日（火）17時まで。定員を超えた場合は抽選。結果は8月8日（金）頃に通知。

アーカイブ配信の予定

講演後、2025年9月1日から9月30日まで、寄付者向けにアーカイブ配信が行われる予定です。この機会にご寄付をしていただくことで、講演内容を後でも楽しむことができます。

地域での変革に向けて

講演が行われる西宮市では、子どもの虐待防止に向けた支援の取り組みが急務となっています。「たねとしずく」はその一環として市民の意識を高め、具体的な行動を促すための活動を行っています。目の前の課題に対して行動を起こす力を育み、真の変革をもたらすための重要なお手伝いをします。

あらゆる世代が安心して成長できる環境を整えるため、ぜひこの機会に講演会への参加をご検討ください。地域の子どもたちが安心して未来を描けるよう、私たち一人ひとりができることを考えていきましょう。