地域の絆を育む市民活動助成金贈呈式
2025年度の市民活動助成金贈呈式が、5月31日(土)に山梨県甲府市のジット甲府プラザで開催されます。この大切なイベントは、地域社会の活性化に向けて努力する11の団体に、合計1,875,618円の助成金が贈られるものです。
市民活動助成金の概要
市民活動助成金制度は、2002年に発足し、地域貢献のために事業活動で得た剰余金を有効活用することを目的としています。この制度を通じて、山梨県と長野県の住民同士が結びつき、共通の課題に対して協力して解決策を見出すことが期待されています。これまでに、助成金は250以上の団体に対して、約4,000万円が提供されています。
助成団体の紹介
今回の助成先は、子育て支援や地域活性化、多世代交流、農業振興など、多岐にわたる分野で活躍する団体です。その中には、子育てのための居場所を提供する「こどもの部屋運営委員会」、産前産後の子育て支援を行う「産前産後子育てピアサポート えんのした」などがあります。これらの団体は、地域のニーズに応じた活動を通じて、住民の生活向上に貢献しています。
以下に、助成を受ける団体とその活動内容を詳しく紹介します。
- - こどもの部屋運営委員会(山梨県上野原市): 子育て、環境教育、地域おこしに取り組む。
- - 産前産後子育てピアサポート えんのした(山梨県北杜市): 子育て支援と地域づくりに専念。
- - 岡谷防災ネットワーク(長野県諏訪地域): 防災と減災に向けた活動。
- - 富士見だれでも食堂ネットワーク(長野県富士見町): 子育て支援と地域づくり。
- - 農機具俱楽部横手(山梨県北杜市): 地域おこしや農地維持に貢献。
これらの団体はそれぞれの分野で特有の課題に直面しており、助成金を通じてさらに活動を広げることができます。また、パルシステム山梨 長野は、助成団体との連携を強化するために、地域イベントの開催や交流会の実施を行っています。これにより、各団体が抱える地域課題への理解が深まり、協力体制が築かれることが期待されています。
2025年の重要性
2025年は国連が定めた「国際協同組合年」です。この年を機に、協同組合は「人と人のつながりを大切にし、助け合う組織」としての役割が再確認されるでしょう。生活協同組合であるパルシステム山梨 長野は、地域の課題に対する市民のつながりを重視し、「誰もが取り残されない社会」を目指して活動を続けます。
贈呈式の詳細
- - 日時: 2025年5月31日(土)13:30~15:00
- - 会場: ジット甲府プラザ(山梨県甲府市高畑2-19-2)
地域の繋がりを深める市民活動助成金贈呈式は、地域貢献の新たなスタートを切る場となることでしょう。参加者一人ひとりが、この取り組みに貢献できることを考え、未来の地域社会について考える良い機会となることが期待されています。