LINE WORKSが音声AI搭載のスマホ版トランシーバーアプリを開発中!2025年サービス開始予定
ビジネス現場のコミュニケーションツール「LINE WORKS」を提供するLINE WORKS株式会社は、2025年初頭に音声AIを搭載した新しいアプリケーション「スマホ版トランシーバー(仮称)」の正式版販売開始を予定しています。
この新製品は、「LINE WORKS」と音声AIを組み合わせることで、スマートフォンと専用アプリがあれば、距離に関係なくどこへでもつながることができるようになります。オフィスにいる人とは「文字」で、現場にいる人とは「声」で、状況に応じて適切なコミュニケーション方法を選択できます。
開発の背景には、工場・建設、店舗、介護、イベント業など、作業で手がふさがっていることの多い現場でのコミュニケーション課題解決を目指したという意図があります。現場と本部間などで生じていたコミュニケーションの遅れや情報伝達のロスを解消し、よりスムーズな連携を実現することが期待されています。
コンセプトムービーで新製品の活用シーンを紹介
7月18日に公開されたコンセプトムービーでは、アパレル雑貨店を舞台に、店舗責任者、店舗スタッフ、バックオフィスのEC担当者が「スマホ版トランシーバー(仮称)」を使って連携する様子が描かれています。在庫確認や顧客対応など、リアルタイムでの情報共有が求められる場面で、音声AIを活用したトランシーバーアプリがスムーズなコミュニケーションを促進し、販売機会の損失を防ぐ様子がわかります。
オンラインセミナーで詳細情報公開
「スマホ版トランシーバー(仮称)」についてより詳しく知りたい方は、7月23日(火)に開催されるオンラインセミナーへの参加がおすすめです。セミナーでは、トランシーバーをお使いの方や現場でのコミュニケーション手段をお探しの方に向けて、新製品の詳細情報が提供されます。
LINE WORKSとは
「LINE WORKS」は、チャット、掲示板、カレンダー、アドレス帳、アンケートなど、ビジネスシーンで必要な機能を網羅したグループウェアです。コミュニケーションアプリ「LINE」のような使いやすさを備えながらも、独自に開発された機能により、導入からすぐに誰でも利用できます。PC、タブレット、スマートフォンなど、さまざまなデバイスに対応しており、オフィスワークだけでなく、現場での活用にも最適です。
無料版と有料版(スタンダード・アドバンスト)があり、無料版でも基本機能が利用できます。社内コミュニケーションだけでなく、顧客や取引先とのやりとりにも活用可能です。
LINE WORKS AI製品
LINE WORKS株式会社は、AI事業を強化しており、「LINE WORKS AiCall(電話応対AIサービス)」、「LINE WORKS OCR(AI-OCRサービス)」、「LINE WORKS Vision(クラウド型映像録画サービス)」など、AI製品を提供しています。最先端のAI技術研究にも積極的に取り組んでおり、論文の採択や国際コンペティションへの参加など、AI技術の社会実装に貢献しています。
まとめ
LINE WORKSが開発中の「スマホ版トランシーバー(仮称)」は、音声AIを活用した画期的なコミュニケーションツールです。2025年の正式版販売開始が待ち遠しいですね。