ブレイクスルー企業GO、国内外の広告賞で合計8つの受賞を果たす

The Breakthrough Company GO、広告賞受賞の快挙

ブレイクスルー企業のGOが手掛けたいくつかのプロジェクトが、国内外で注目を集め、合計8つもの権威ある広告賞を受賞しました。この受賞は、設立から1年にも満たない短期間での快挙であり、彼らが掲げる「事業クリエイティブ」と呼ばれる理念が、各国で高く評価されたことを示す証として注目されています。

受賞作品の紹介

LIVE JACKET（邦題：WEARABLE ONE OK ROCK）

GOが株式会社A-Sketchと協力して制作した『WEARABLE ONE OK ROCK』は、20の異なる周波数を放つ音響装置を内蔵した革ジャンとMA-1ジャケットです。このジャケットを身に着けることで、ユーザーは全身で音楽を感じることができ、従来のリスニング体験を超えた新たな音楽体験を提供します。

音響デザインには、現代の魔法使いとも称されるメディアアーティスト・落合陽一氏が関わっており、UX（ユーザーエクスペリエンス）にこだわった仕上がりとなっています。このプロジェクトは国内で「着る視聴会」が開催され、その後、SXSW（米国）やアルスエレクトロニカ（オーストリア）などの国際展示会でも披露されました。

今後はオーケストラとのコラボレーションや、聴覚障害者の音楽体験をサポートするプロジェクトとしての展開も視野に入れており、GO社のクリエイティブディレクターを務める三浦が中心となって研究や実装を進めています。

COGY（コギー）

もう一つの注目すべきプロジェクトは、株式会社TESSと共に開発した『COGY』です。これは、四肢に障害のある方でも自力でペダルを漕ぐことができる世界初の車いすです。開発に際しては、TBWA＼HAKUHODOとの協力のもと、プロダクトコンセプトの開発、ネーミング、リデザイン、ブランドムービー制作など、さまざまな取り組みが行われました。

このプロジェクトは、パーキンソン病や四肢麻痺を抱える方々にも、自身の足を動かす可能性を広く伝えることを目的としています。GO社の三浦がかつて所属していたTBWA＼HAKUHODOからの提携により、ベンチャーキャピタルとの連携のもと、実際の試乗会やパラリンピアンへの提供など、PR活動も手がけるなど幅広くアプローチしています。