創業430余年の老舗魚商「鮑屋」が横浜に出店
創業1587年という長い歴史を持つ老舗魚商「鮑屋」が、このたび神奈川県横浜市のそごう百貨店に初出店する運びとなりました。新店舗の名前は「魚商 小田原六左衛門」で、2025年9月30日(火)のオープンが予定されています。この新たな試みにより、同社は全国のお客様に、水産加工品の魅力を広めることを目指しています。
魚商 小田原六左衛門とは
「魚商 小田原六左衛門」は、小田原や東京・豊洲で展開される水産ギフトブランドです。長年にわたって、お客様から高い評価を受けているこのブランドは、鮑屋の確かな目利きと吟味した魚の仕入れを活かし、今までにない「ごはんのお供」や「おつまみ」を提供しています。これらの多くの商品は、小田原市早川漁港内にある自社工場で、経験豊富なスタッフによって製造されています。
百貨店初出店の狙い
今回の出店は、手軽に楽しむことができる水産加工品を提案し、ギフトとしての利用も促進するために行われています。瓶入りの商品を販売することで、お土産や贈り物としても使いやすくなります。また、今回は20種類以上の瓶入り水産加工品を取り揃え、お客様の好みに合わせたギフト選びが可能です。さらに、そごう横浜店のみで手に入る「生海老糀塩辛」など、ユニークな商品も発売予定です。
オープン記念の特別企画
オープン初日からの3日間、税込3,000円以上お買い上げのお客様には、オリジナルデザインの保冷バッグをプレゼントする特典も用意されています。これは、買い物の楽しさを一層引き立てる施策です。
サステナブルな取り組み
新店舗では、地域の廃材を利用した「amuca(R)タイル」の導入も特色の一つです。このタイルは、小田原市内で回収された廃漁網やクラフトビールの廃瓶などから作られています。これにより、資源の循環と地域性を大切にし、サステナブルな店舗空間を実現しています。また、廃漁具の回収やタイルの生産過程がわかるトレーサビリティレポートも設置され、訪れるお客様に環境保護の重要性を伝えています。
今後の展望
鮑屋は今後も、水産品の専門知識を活かした新商品を開発し、地域だけでなく全国にその魅力を広げていく方針です。日本の水産業の文化とその楽しみ方を、多くの人々に知ってもらうための取り組みを続けていくでしょう。
「魚商 小田原六左衛門」のオープンで、水産加工品の新たな楽しみ方が広がることが期待されます。ぜひ、横浜へ足を運んで、歴史ある魚商の新たな挑戦に触れてみてはいかがでしょうか。