全国ワークスタイル変革大賞2025の募集開始
全国ワークスタイル変革大賞実行委員会は、2025年度の募集を開始しました。このアワードは、日本が直面する人手不足や人口減少などの課題を背景に、持続可能で多様な働き方の実現を目指しています。
アワードの発展と目的
この表彰制度は、2018年に「クラウド活用大賞」として開始され、その後「全国クラウド実践大賞」を経て「全国ワークスタイル変革大賞」として進化してきました。これまでに約390件の応募が全国から寄せられ、今回で通算8年目の開催となります。
大賞は、企業や団体の取り組みを表彰すると同時に、それらの実践例を広く発信することで、未来の働き方に対するムーブメントを刺激することを目的としています。特に今年度は、生成AIなどの先端テクノロジーの進化が新たな可能性を提供する中で、デジタル技術を効果的に活用し、顧客や従業員双方の満足度を高める新しいワークスタイルを模索します。人が提供する価値やサービスを向上させるため、身近な成功事例を広く共有し、多くの企業が変革に挑戦するきっかけを創出することも重視されています。
参加資格と応募内容
この賞は企業規模や業種に関係なく、幅広い企業や団体が参加可能です。中小企業から大企業、さらには自治体やNPO法人に至るまで多様な事例を歓迎しています。
評価対象には、柔軟な働き方の導入、デジタルの活用、社員のスキル開発やキャリア支援、多様性の推進、地域との協力などが含まれています。
参加のメリット
- - 振り返りの機会:取り組みを再評価し、さらなる改善点を見出す良い機会です。
- - ネットワーキング:他の登壇者やパートナー団体との交流が期待でき、ビジネスの広がりに繋がります。
- - PR機会:メディアへの掲載やデジタルを用いたブランド戦略の展開が可能です。
募集スケジュール
- - 募集開始:2025年6月10日
- - 応募締切:2025年8月15日(金)23:59
- - 地方大会:2025年10月(全国6ブロックにて開催)
- - 全国大会:2025年12月16日(火)(東京都内で予定)
応募方法
公式ウェブサイト(
全国ワークスタイル変革大賞)を通じて、プレエントリー及び本エントリーが受け付けられます。
審査と基準
審査は書類、地方大会、全国大会の三段階で行われ、評価基準には戦略性、浸透度、成果とインパクト、再現性、デジタル技術の効果的な活用が含まれます。受賞すると、メディア掲載やWebでの事例紹介といった特典が提供されます。
昨年度の受賞事例
昨年の大賞は株式会社ケイリーパートナーズが受賞。「2時間からのワークシェアで女性が輝く!地方を変える働き方改革」というテーマのもと、柔軟な勤務時間や子連れ出勤などの取り組みを行い、85%のリモートワーク率を確保し、売上を3倍に増加。地方創生にも寄与した成功事例として評価されました。
審査員の紹介
今年度の全国大会には、株式会社YeeYの島田由香氏や、ITコーディネータ協会の野村真実氏など、著名な専門家が審査員として参加予定です。地方大会でも、各分野のエキスパートたちが審査を行い、応募内容の精査が行われます。
終わりに
全国ワークスタイル変革大賞は、未来の労働環境を形作るための重要なステップです。企業が持続可能で多様な働き方を実現するための取り組みをぜひご参画ください。